偏向にも程がある

思わず噴出してしまったのがasahi.comのこの記事。故意かどうかは知りませんが、この記事の筆者は2つ大事なことを忘れていますな。

 一つ「郵政選挙の時、民主党が分裂した与党の対立軸にすら為りえなかったのは、彼らに理念上の正当性だけじゃなく、政策推進の実行力そのものが欠けていたから。そしてその構図は今も変わっていない」、二つ「小泉元首相は当時の政権支持母体にさえ敵対するスタンスを取っていたが故に、大衆から相応の支持を得た。これに対して民主党は、参院選以来、自治労など既得権益集団にベッタリであることが大衆に周知され済みである」。

以上を踏まえてみれば、「民主党VS自民党の悪徳議員+悪徳官僚」なんてとても言えない。言えたところで、「代弁者同士の勢力争い」がせいぜい。いやぁ、ここまで酷い偏向記事って久しぶりに見ましたな。一般人馬鹿にするのも大概にしなさいよ、と>森田謙一氏。

『民主党、結党以来の最大のチャンスの意味』【森田レポート】

(前略)

そこで、規制緩和と行財政改革が活きてきます。この二つをしますと、景気が浮揚するというのが第一の利点ですが、この二つをすれば自民党族議員と官僚が必死に抵抗します。つまり、小泉総理の時と同じ環境が出来上がることになります。そうすれば『民主党VS自民党の悪徳議員+悪徳官僚』という図式が完成することになります。

(後略)

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