ネットの片隅やちゃぶ台の前で好き嫌いをぶーたれるのはともかく、それをわざわざメディアに突撃したりする「正義の味方」や、そんな連中に特段の反論もせずに応える「サラリーマン業界人」には正直辟易。
何か事件があった後で、その事件を連想させるから&事件に関連した可能性があるからと「ひぐらし」や「スクイズ」を放送中止したりするのは、一万歩譲ってまだ理解できる。が、ブラがどうだの不倫を連想させるだの…普段どういうご清潔な精神世界で生きていたら、そんなことに一々ファビョれるのか全くわけわからん。
要はあれだろ。「正義の味方」として「自分達に不快な悪」を潰した満足感に浸りだいだけと違うか?>文句ぶーたれた市民の皆さん。たかがCM、いやならチャンネル変えろよ。そもそも、どんなに腐っていようがメディアは公器。あんたらの自己満足を書きなぐって良いチラシの裏とは違う。メディア側の人間もその位の自覚と気概を持てよと。ぶっちゃけ情けないぞ。
どうにもね、この件については、肝心のCMの中身よりもその周辺の関係者のイタさばかりが目に付いて、どうにもタマランですよ。
「不倫連想」と抗議、CM中止 おやつカンパニー
「ベビースターラーメン」で知られる菓子製造販売会社「おやつカンパニー」(津市)は18日、愛知、岐阜、三重の3県で放映した不倫を想起させるテレビコマーシャルを、視聴者からの抗議を受けて打ち切った。
打ち切りとなったのは、三重県限定で先月から販売している土産用菓子「地元伊勢の国うす焼えびせん」のコマーシャルの「男女編」。伊勢に出張した夫が土産で買ってきた同商品を、妻が不倫相手と思われる男性と食べるというもの。
コマーシャルは今月15~20日に東海地方の民放4局で10回放映する予定で、これまでに7回放映された。視聴者から「不倫を題材にしたコマーシャルはスナック菓子としてふさわしくない」という抗議が数件寄せられたため、同社は打ち切ることにした。
(1月18日 産経新聞)
広末の「ブラジャーが…」CM 消費者から「不快」指摘で変更
「ブラジャーが透けるほど汗をかいた最後っていつだろう?」――日本コカ・コーラの飲料「からだ巡茶」のテレビCMのなかで女優・広末涼子さんが述べるセリフが、一部の消費者から「不快」との指摘を受けて、急きょ変更されていた。同社によれば、CMの評判はおおむね良かったらしいのだが、「多くの方に受け入れられるように改良した」と説明している。
■「20~30代女性の心理を代弁しています」
「ブラジャーが透けるほど汗をかいた最後っていつだろう?」という広末涼子さんのナレーションで始まるのは、2007年10月24日から放送されている日本コカ・コーラの飲料「からだ巡茶」のCM『さよならハロー・フープ』篇。広末さんがフラフープをしながら汗を流している様子を撮影した映像が流れ、CMの最後には広末さんの「もっと出したい」というナレーションが入るという内容だ。
日本コカ・コーラの07年10月時点の発表によれば、「からだ巡茶」は、「高麗人参」「霊芝」などの8種類の東洋素材を配合したウーロン茶ベースの飲料で、現代社会において「いろんなものを溜め込んでしまっている人々」の “体の巡り”を考えたもの、という。CMはそのコンセプトを表現し、CMの発表文では「広末さんがフープに挑戦し、フープを楽しみ気持ちよく汗を流すというストーリーのもと、製品価値を訴求していきます」としている。
また、「ブラジャーが透けるほど汗をかいた最後っていつだろう?」というナレーションについては、「どきっとするナレーション」と表現した上で、
「不規則な生活でいろいろなものを溜め込み易く、汗をかいて心身ともにすっきりとリフレッシュする機会が減少しつつある20~30代女性の心理を代弁しています」
とアピールしていた。
■「こんなに汗をかいた最後っていつだろう」に差し替え
日本コカ・コーラはこのCMを2008年1月1日以降の放送分から内容を変更。「ブラジャーが透けるほど…」のセリフが、「こんなに汗をかいた最後っていつだろう」というセリフに差し替えられた。
同社広報部はJ-CASTニュースに対し、「CM自体の評判は良かった。リフレッシュというコンセプトのなかで間違ったメッセージではなかった」とした上で、 「一部のお客様が、『ブラジャー』とういう具体的な名詞について『不快だ』と指摘されたことを受け、その声を反映させていただき、より多くの方に受け入れられるように改良した」
とCMの内容変更の理由を説明している。その一方で、一部の消費者が「ブラジャー」をなぜ「不快」に感じたのかという問いには、「細かいところまで把握していない」と話している。
ちなみに、ネット上では「ブラジャーは透けない」「透けるという意味がわからない」「汗臭い嫌なイメージ」といった指摘がなされていた。
「からだ巡茶」のCMをめぐっては、「広末涼子、浄化計画。」というキャッチコピーについて東京都から「デトックス商品や医薬品などを暗示し、消費者に誤解を与える」と06年6月に指摘され、コピーを「気分浄々」に変更していた。
(1月15日 J-CASTニュース)
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