自費出版に夢見たり、自己顕示欲過多なお歴々に対しては、2年前に持論を開陳済みなんで改めて申しませんが、「作った本が売れない!」と騒いでいる方々には敢えて一言。「その本(注:エロパロ除く)を担いで同人誌即売会を全ジャンル梯子してから、泣き言は言いましょう」。
自費出版国内最大手の出版社「新風舎」(東京都港区、松崎義行代表)が7日午後、東京地裁に民事再生法の適用を申請することが分かった。負債総額は約20億円。
同社によると、すでに自費出版契約を結んでいる約1100人の書籍を制作し、出版されている約1万5000点の書籍の流通も確保しながら、事業を継続するための支援を模索する方針。
同社は昭和55年に創業。著者が制作費を一部負担し、同社が書籍を流通ルートに乗せるシステムを構築し、新聞や雑誌で宣伝を展開。自費出版ブームに乗って急成長し、インターネット上の販売サイト運営など業務を拡大。年間2500~3000点の新刊を出版している。
だが、昨年7月には、自費出版契約を結んだ一部の著者らが、契約内容が履行されていないとして損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こすなど、トラブルも表面化していた。
グループ会社の新風ホールディングス(負債総額約5億円)も同時に同法適用を申請する。
(1月7日15時54分配信 産経新聞)
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