ぶっちゃけ、古田の「選手会&球界の現場はノリを見捨ててないよ」+「悪いのはフロントやオーナー」というパフォーマンス、あるいはチームのシーズン成績が悪かった時用の言い訳布石にしか見えないんですが。
仮に「ノリ欲しい」が本音だったとしても、今のノリを獲ったところでラロッカの二の舞になりそうな予感。あのバッティングフォームじゃ、またいつ故障再発するか分からんし。宮出や飯原じゃダメなの?>三塁。
ノリが欲しい-。ヤクルト・古田敦也選手兼任監督(41)が23日、オリックスを自由契約になった中村紀洋内野手(33)の獲得を熱望した。岩村のデビルレイズ移籍で三塁が実質的な“空席”であることに加え「実績のある選手。プレーする場所がないのは球界の損失」と高く評価。球団側は獲得を否定しているが、元選手会会長がノリに救いの手を差し伸べた。
神宮で自主トレを終えた古田監督が、中村獲得を熱望した。
「あれだけ実績のある三塁手。力はだれもが認めるところだし、プレーする場所がないのは球界の損失になる」
救済の側面もあるが、ヤクルトにとっては即戦力の三塁手はのどから手が出るほどほしいのも事実だ。岩村が米大リーグのデビルレイズに移籍。“ポスト岩村”には宮出らの名前が挙がっているが、完全に穴は埋められない。古田監督も「三塁手がいない現実があるし、あれだけの選手が自由契約なら…。余っているものを獲ろうというのではない」と戦力としての期待を口にした。
自由契約になってから「ノリとは話をしていない」という古田監督だが、獲得は極めて困難な状況。電話で獲得を要望された多菊善和球団社長(71)は「私にはそういう考えはないと伝えて、お断りした」と説明。球団として改めて獲得意思のないことを表明した。
現実問題として、球団側は外国人を含めた今季の編成を終了している。ある球団幹部も「監督には若手育成の方針を伝えてあるから、今後検討することはない」と完全否定。もちろん古田監督も「最終的に決めるのは社長ですから」と、補強の現状は把握しているが…。
それでも、残された可能性にかけて獲得を訴えるつもりだ。
(2007年1月24日 サンケイスポーツ)
コメントを残す