スペインのユーロ紙幣、9割超がコカイン汚染?

 スペイン国内で流通しているユーロ紙幣の94%が、コカインに“汚染”されている可能性が出てきた。紙幣が即席の吸引器具として使われていることが汚染の根源。スペインの全国紙「エル・ムンド」などが報じた。

同国の化学分析機関が、マドリード、バルセロナ、バレンシア、セビリア、ビルバオの主要5都市のスーパーや飲食店、薬局、タクシーなどから計100枚の10~50ユーロ紙幣を集め、コカインの痕跡を調べた。昨年12月末に発表された調査結果によると、陰性はわずか6枚だった。

多くの常用者がストロー状に丸めた紙幣でコカインを吸引するため痕跡が残る。汚染紙幣から伝染したケースも想定されるが、同紙によると、スペインは47万4000人のコカイン常習者を抱える。過去1度でも使った経験のある人は2200万人に上るという。

ある常用者は1日4枚の紙幣を使うと同紙に告白。単純計算で年間1460枚となる。週末だけの常用者を含めると1人平均年間300枚で、総数は約1億4200万枚まで膨らむ。

昨年12月のスペイン政府の報告によると、同国内では1グラム60ユーロ(約9200円)、1服5ユーロ(約770円)の安値でコカインが売買されている。世界最大の生産国コロンビアの反乱軍などが武器購入資金調達のために増産しているためで、欧州での価格は下落傾向にあるという。(川越一)

(Sankei Web 2007/1/18)

統計学的な精度云々はともかく、お国がこういう報道というかサプライズというか「こういうのを調べてるぞ」アラームを出す時は、それによる何らかの抑止効果を期待しているもんなんですが、94%なんてとんでもない数値が出ちゃうと、かえって逆効果な気がしますな。「何だ、みんなやってんじゃん♪」て(笑)。

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