GDH役員異動 GONZO社長交代へ(10/27)

 アニメ製作会社のGDHは、11月1日付の同社と主要子会社GONZOの役員異動人事を発表した。

これまでGDHグループの代表取締役会長で実写映画のプロジェクトを手掛けていた村濱章司氏は取締役となり、アニメーション制作事業に専念することになる。

また、同社の執行役員の内田康史氏は執行役員副社長兼COOに、執行役員後藤文明氏が執行役員副社長兼CFOに昇格する。GDHによれば、この人事は同社の経営体制の強化を目指したものである。

さらにアニメ制作会社子会社のGONZOでは、現在監査役の藤田純二氏が代表取締役社長に昇格する。さらに代表取締役副社長に吉田悟氏が就任する。

現代表取締役社長の梶田浩司氏は代表権のない取締役となる。また、現取締役のうち石川真一郎氏はGONZOの取締役を退任する。今後はGDHの経営に専念することになるとみられる。

今回のGDHグループの役員人事は、これまでGDHで代表権のある会長であった村濱章司氏とGONZOの代表取締役社長の梶田浩司氏が、ともに代表権のない取締役になる事実上の降格人事という異例のものになっている。

これは同日発表されたGDHの業績予想の大幅な下方修正と赤字転落に合わせたものと考えられる。経営不振の責任を両氏が取ったかたちとなった。

一方で、今後の経営立て直しのためにはGDHが得意とするアニメ事業に注力する必要がある。このためアニメ事業を得意とする村濱氏が取締役になることで、今後のアニメ事業の活性化が目指されていると考えられそうだ。

(アニメ!アニメ!ニュース)

後藤のおいちゃん、出世したねえ!(メンドイのを押し付けられただけとも言うけど)。もっとも、ファンド等仕掛けモノの現場担当者だったから、これから風当たり強そう。二重の意味で「がんば♪」。

で、石川の兄ちゃんってば、村濱の旦那を体よく現場に押し込めて&梶田に業績悪化の詰め腹切らせてトップに居座りですか。相変わらず立ち振る舞いがアレですねえ。流石コンサル上がり(ニガワラ)。まあ、村濱の旦那は御自身が今のポジションにそれほど拘泥していなかっただろうから問題無いんだろうけど。むしろ現場的にはウェルカムってか?。梶田も大概8○3な仁だったし。

…いや、それも無いかな。ここまで「身内と傀儡偏向&プロパー軽視」の人事じゃあ、いくらなんでも社内の反発はあるだろうし…。第二幕に注目といったところですかね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です