8月いっぱいで任期を終えた田中康夫・前長野県知事が、依然として県の外郭団体など15団体の理事長や会長などの役職にとどまっている。
これらは知事が自動的に就任する「あて職」と呼ばれるもので、退任に伴って辞職するのが通例。村井仁知事は22日の記者会見で、「大変けしからん話だ。全く理解に苦しむ」と批判した。
田中氏の役職は、松本空港ターミナルビル社長、信州・長野県観光協会理事長、県体育協会会長など。県は田中氏に辞職する意思があるかどうかを打診したが、21日に届いた電子メールでは、「鋭意判断すべく熟慮しています」と態度を保留している。
県によると、辞職する義務があるわけではないものの、例えば、県が大株主の松本空港ターミナルビルで、田中氏が社長を続けた場合、県の施策と社長の意向が食い違う可能性もある。このまま、返答がなかったり、辞任しない意向を示したりした場合、県は株主総会を開いて解任手続きを取ることも検討している。
(読売新聞) – 9月22日
「いかにもペログリらしい非常識ぶり!」と切って捨ててもいいんでしょうが、何か他に合理的説明のつく理由があるのかも…いや、ないな(^^;。
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