「民族大祝典」中止、洪水被害で北朝鮮が韓国に通知

 【ソウル=平野真一】北朝鮮は1日、8月15日前後に平壌で開催が予定されていた南北共同行事「民族大祝典」を、南北双方で起きた洪水被害のため中止すると韓国側に伝えてきた。

北朝鮮は7月30日に、毎年8月から平壌で開いている「アリラン公演」についても水害を理由に中止すると発表したばかりで、被害の深刻さをうかがわせている。

同祝典は、以前は北朝鮮が対南宣伝戦の一環として「光復節」(日本の植民地統治からの解放記念日)に開いていたが、2000年の「南北共同宣言」を機に、2001年から南北共催行事となり、毎年交互に開いている。

(読売新聞) – 8月1日

水害そのものについては、日本も同様の被害を被っていることもあり同情を禁じ得ません。問題は、今回の中止を北朝鮮はどう外交カードに結びつけるつもりかという点。北朝鮮の次の一手が「コメ支援再開要請」だと、韓国の出方にちょっと留意しなくてはならないですね。ちょうど南北国境では小さな銃撃戦があったようですが、これもその「下ごしらえ」だったりして…(^^;。

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