北朝鮮が長距離弾道ミサイル「テポドン2号」の発射準備を進めているとみられる問題で、政府は北朝鮮がミサイルを発射した場合、国連安全保障理事会に経済制裁を提案するとともに、改正外為法、特定船舶入港禁止法による単独の経済制裁を検討する方針だ。麻生太郎外相は18日、民放テレビ番組などで繰り返し北朝鮮をけん制、防衛庁はイージス艦などによる警戒監視活動を続けた。
外相はフジテレビの報道番組で、単独制裁について「法律的な措置を取れる制度(整備)は終わっている」と述べ、改正外為法による送金停止、北朝鮮船舶の入港禁止措置などを発動する考えを示した。
ミサイルが日本に着弾した際の対応をめぐり、外相は「(日本への)攻撃とみなされる」との認識を示したが、その後のテレビ朝日の番組では「直ちに武力攻撃とみなして報復という段階ではない」と修正した。
防衛庁は額賀福志郎長官、先崎一統合幕僚長らが情報分析にあたった。発射に備え、弾道ミサイルを追尾できる海上自衛隊のイージス艦「ちょうかい」「こんごう」が日本海と太平洋で警戒を続けているほか、航空自衛隊は試験運用中の新型レーダー「FPS―XX」を稼働させている。
(毎日新聞) – 6月18日
対応準備を整えるのは当然としても、いくつかダミープログラムを走らせないと、中韓露ついでに米に手の内ダダモレになっちゃう予感。にしても、麻生氏ってばつくづく本音ポロリが多い人だなー(笑)。
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