【ソウル3日共同】5月31日の韓国統一地方選で与党ウリ党が惨敗したことについて、盧武鉉大統領は2日の青瓦台(大統領官邸)での会議で「別に重要ではない」と発言した。ウリ党内からは3日、責任を取らない「高慢な態度」との批判が噴出、大統領とウリ党は「亀裂の兆候」(文化日報)を見せ始めている。
ウリ党では、引責辞任した鄭東泳議長(党首)が選挙結果について「国民の批判を重く受け止める」と述べたが、盧大統領の発言はこれを覆す内容で、これまでの政策を推進する姿勢も示した。聯合ニュースは「選挙結果を深く考えずマイウエーを行く姿勢」の表れと指摘するなど、政策変更も検討している同党との違いが鮮明となった。
(共同通信) – 6月3日
就任当初からこんなもんでしょ?この人>盧武鉉大統領。諸事行き当たりばったり&ハッタリだし。それとも「(ノサモがついている自分にとって与党の選挙結果なんて)別に重要ではない」という認識で言っているのかしらん。仮にそうだとしても、かつて大統領選で自分を支持した若年齢層の中でさえ、青瓦台を含めた現政権に「NO!」と言っている人間が急増しているのも事実な訳で、その自信の根拠は何処に?ということになりますが。まあ、本人の真意がどこにあるにせよ、周りの空気を読めていない発言ではあるけれど。
…もしかして、「近いうちに南北統一宣言出して政権は金正日に渡しちゃうから、別に重要ではない」という意味じゃないよね?(^^;。ちなみに、北朝鮮が出した今回の地方選への論評がこれ。
「人民の怖さ見せた」北朝鮮が地方選結果で論評
【ソウル3日聯合】北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は3日、韓国の統一地方選挙の結果について「どのような勢力であれ反人民的政策で人民を捨てれば、結局は人民に捨てられるということを見せ付けた」と評価した。「人民は無慈悲であり恐ろしいということを見せた選挙」との見出しで論評を出したもので、統一地方選の結果に対する北朝鮮側の反応はこれが初めて。北朝鮮はこれまで、今回の統一地方選を「南北共同宣言支持勢力と反対勢力間の先鋭した対決」との見方を示すとともに、当選の可能性が高い進歩勢力の候補に投票することを韓国側に呼びかけていた。
労働新聞はハンナラ党の圧勝について、「ハンナラ党が得意になれる条件はない。ハンナラ党が今回得た票は『漁夫の利』でしかない」などと指摘するとともに、南朝鮮(韓国)の極右保守勢力は軽挙妄動してはならないなどと主張した。
(YONHAP NEWS) – 6月3日
内政干渉バリバリじゃん。
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