芥川竜之介の「蜘蛛の糸」のように、人間がクモの糸で作ったロープにぶら下がる-。
大崎茂芳奈良県立医大教授(生体高分子学)は23日までに、それが実際に可能なことを実験で確かめた。
コガネグモ約100匹から3カ月かけて、太さ5マイクロメートル(マイクロは100万分の1)の糸を採取。約19万本の束にして長さ約10センチ、太さ約4ミリのロープを作り、ハンモックのつりひもの一部に使った。このハンモックに体重65キロの大崎教授が数分間乗ることができた。理論上は約600キロまで耐えられるという。
使ったのは主に7種類あるクモの糸のうち、枝からぶら下がる時に使う「けん引糸」。1本でクモの体重の約2倍の重さに耐えられる。
(共同通信) – 5月23日
なにこの「トリビアの種」。でも、こういうお馬鹿な実験を大真面目にする人って、ちょっとステキかも☆
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