【ニューデリー西尾英之】インド経済発展を象徴する新興都市グルガオンで11日、地元有数の「金持ち学校」に通う少年(10年生、日本の高校1年に相当)が、無免許で高級乗用車を運転し暴走、マンションの警備員をはね重傷を負わせた。同国では、経済成長に伴い新たに生まれた富裕層の子供のわがままぶりが著しいが、あまりの「ドラ息子」ぶりに地元各紙は事故を大きく報じている。
少年はクラスメート7人と、3台の高級乗用車に分乗して競走。事故後、少年らは後を追う同僚警備員を殴りつけてマンション内に逃げ込んだが、住民に警察に突き出された。少年はビジネスマンの息子で、「学校の試験準備のため急いでいた」と語り、警察は試験を受けさせるため少年を一時釈放した。
ある市民は「今回の事件も警備員にカネを払って終わりで、少年が罪に問われることはないだろう」と話した。
(毎日新聞) – 5月13日
この手のわがままキッズって、カースト的にはどの位の層が多いんでしょうかね?。
インド・いちば・フィールドワーク―カースト社会のウラオモテ (叢書・地球発見)
- 作者: 溝口常俊
- 出版社/メーカー: ナカニシヤ出版
- 発売日: 2006/01
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (3件) を見る
コメントを残す