週刊ビッグコミックスピリッツ23号@2006年

とりあえずショートカットなコはイイ!ということで>鷲巣あやの。

 

今週の注目作品

「QUOJUZ」~ミキティ最低。ところで、一般週刊誌的にいいのか?「生えてない」コマは。

「日本沈没」~判じるな小野寺。自分の世界を広げるのにまず必要なのは、ロジックで理解することでは無く、五感で知ること・感じることだ。にしても、幸長が超可愛いくてたまらん☆ 本作は本当に等身大の人間が魅力的に描けている。

「中退アフロ田中」~師匠と呼ばせてくれ!大沢!。でも、ぶっちゃけた話、「適切なカロリー計算した食事を三食採って」「程度に歩くことを」「続ければ」、特段無理な運動しなくてもあっという間に痩せるけどね。3週間で5~6kg位は(経験者談)。まさに「継続は力なり」。

「電波の城」~れろー。

「闇金ウシジマくん」~杏奈、開き直り経由自滅行きかな。瑞樹も最後には刺されて溝の中や路上でアボンだろうけど。その二人の末路への轍を数歩遅れて歩むモコ。そしてその全てを傍観するのは丑嶋という構図か。丑嶋が傍観者に徹しているエピソードに良いのが多い本作だけど、これって、ストーリーに余計な幅を入れず、視点を丑嶋=作者アングルで固定して世間の裏路地を描くのに徹することができるからだろうな。それが漫画家としていいかどうかは分からないけど。

「バンビーノ!」~いいなあバンビ。よか先輩達に恵まれてて。

「ラストイニング」~いや、ポッポ。投資コンサルタントって詐欺師だから半分犯罪者だし。

「現在官僚系もふ」~やっぱり飛ばされちゃたか(今は行方不明だけど)>玲鈴たん。一応、無事と聞いてホッとするヤマケン…正直モノだな。それに「バカ」が付いているのがもふだが。まあ、ここまで漫画漫画なキャラしてくれていれば、国民&正義の味方の官僚ってのも悪くは無い。

「出るトコでましょ!」~予定調和な展開。最後はエロ教師に天罰が下ったんで良しとしますか。ラスト寸前には「なんてっ探偵団」の心(の声)も一つになって「おめでとう」「おめでとう」「ありがとう」。

「ハクバノ王子サマ」~もはや各個撃破不可能な状態になっている「タカコサマの中のコータロー像」。いくら潰しても替わりはいるもの。ガフの部屋はフル回転。

「ボーイズ・オン・ザ・ラン」~オッサンsがかっこいいなあ。年の功とは言ったもんだ。とりあえず、自分の意志で踏み出すという行為に無意味なものなんて無いぞ>田西。

「アグネス仮面」~ゴリラーマン…そういやあったなそういう漫画(他誌だけど)。そして登場アニータ仮面!。命名センスもさることながら、アニータって段階で信用ならねーっ!(笑)。

「fine」~上杉。お前はバカで間違っている。だけどよく言った>「いやです」。りおとは、同じものを見ていても、見えているものや見たいと思っているものが違いすぎるよ。あるいは、りおの本音を引き出すには、お互いがあまりに独りよがりだ。来るべき「よろしく」の前にやるべき事は多い。

「DAWN」~お題があちこちに飛ぶのはいつものことながら、「西洋・東洋の文化圏対立」なんて今時中学生でも言わんぞなもし。仮にそういう単純な仕切りと対立が存在し、それが修正困難だとしよう。しかし、同じような仕切りと対立がアジア圏内において存在しない、あるいは存在しても修正は可能だと何故言える?。自説に都合のいい「世界」を語ろうとする余り、そういう矛盾・偏向した見解を臆面も無く口に出せる作者は幸せ者だな。

 

ハクバノ王子サマ 3 (ビッグコミックス)

ハクバノ王子サマ 3 (ビッグコミックス)

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