新・岩国市長に井原氏 艦載機移転の撤回要求

 在日米軍再編をめぐり米空母艦載機の移転が計画されている山口県岩国市で、合併による新市発足に伴う市長選が23日投票、即日開票され、無所属新人で合併前の岩国市長を2期務めた井原勝介氏(55)が、精密機械加工会社社長の味村太郎氏(38)=自民推薦=と出版社社長田中清行氏(49)の無所属新人2人を破り、初当選を果たした。投票率は65・09%で、前回(合併前)の70・38%を5・29ポイント下回った。

井原氏の発議で3月12日に行われた旧岩国市の住民投票は、反対が有効投票の89%を占めたが、合併で失効。新市としてあらためて政府に移転反対を突き付ける形になった。政府は引き続き在日米軍再編の最終合意を目指す方針。

(共同通信) – 4月23日

千葉と違い、自民党はここや沖縄市では最初から負け戦覚悟なのが見え見えなので、敗北自体はいいんですが、気になるのは井原氏がどういう「折れ方」シナリオを書いているかですね。単なる補助金の釣り上げだけならともかく、岩国空港の軍民共用が最低限の妥協ラインだとして突っ張ってきたら、あちこちの周辺地方空港に火の手が挙がりそう…。

え?井原氏は移転反対を貫くんじゃないかって?それは無い無い。国から移転の見返りの補助を得られなければ、新・岩国市は財政破綻しかねませんから。

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