かつて半世紀も行方不明になり、現在は分裂を重ねている「シュバスマン・バハマン第3彗星(すいせい)」が、5月12日に地球に最接近する。国立天文台はゴールデンウイークに親子などで観察した成果を報告してもらう「謎の彗星見えるかな?」キャンペーンを行う。接近するにつれて明るくなるため、双眼鏡を使えば今月末から見えるかもしれないという。
同彗星は、遠いときは木星軌道付近まで離れる楕円(だえん)軌道を5年4カ月で1周している。1930年の接近時に発見されたが、小さく見えにくいため、79年まで行方不明に。95年の接近時には、核が3つに分裂していることが分かった。今月6日には、数十個の破片が確認された。核が分裂すると、急に明るくなる可能性がある。
天候が良く、月明かりがなければ、同彗星は5月上旬の午後8時には東北東、午前3時には西の空に見える。
(時事通信) – 4月22日
謎の彗星が通り過ぎ、つかの間の天体ショーが終わりを告げた瞬間、世界は視力を失った。そして闇に慄く人々にひたひたと忍び寄る謎の吸血植物…なんて展開になったらどうしよう(^^;
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