<国別対抗野球>王ジャパン世界一 10-6でキューバ降す
【サンディエゴ田中義郎、高橋秀明】野球の国・地域別対抗戦、第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は20日、当地のペトコパークで決勝を行い、日本が10―6で五輪優勝3度のキューバを降して初代王者に輝いた。最優秀選手(MVP)に日本の松坂(西武)が選ばれた。
日本は一回、2本の内野安打と四球で1死満塁の好機を作り、多村(横浜)の死球で先制。2死後、小笠原(日本ハム)が押し出しの四球を選び2点目。続く今江(ロッテ)の中前2点適時打でリードを4点に広げた。キューバはその裏、先頭打者のパレが日本先発の松坂から左越えソロ本塁打を放ち1点を返した。
日本が追加点を挙げたのは五回。イチロー(マリナーズ)の左翼線二塁打と松中(ソフトバンク)の右前打で無死一、三塁とし、多村の三塁適時内野安打で5点目。里崎の送りバントで1死二、三塁と走者を進め、小笠原の左犠飛で松中が還り5点差にした。
日本は五回裏から松坂に代え、2番手に渡辺俊(ロッテ)をマウンドに送った。キューバは六回、敵失を足場に3連続短長打で2点を返すと、八回にもセペダが日本3番手の藤田(ロッテ)から左越え2ランを放ち、ついに1点差に迫った。
日本は九回、イチローの適時打と代打・福留(中日)の2点適時打、小笠原の右犠飛で4点を加えて突き放し、八回途中から登板した大塚(レンジャーズ)が締めた。(3/21 毎日新聞)
まずは日本代表おめでとう! 奇跡の二次リーグ突破といい、今日のキューバ戦といい、漫画や小説でだってこうはいかないですよねー☆。少なくとも「MAJOR」より数倍面白い展開!(酷)。特に6回裏及び8回裏から9回表なんて、ぶっちゃけ美味し過ぎるぞ川崎劇場!(笑)
花相撲だの何だのと揶揄されながら、いざ始まってみると、やはり国vs国の戦いは国民の愛国心めいた感情をくすぐるもの。まして疑惑の判定だの負けたくない相手に2度も負けての崖っぷちからリベンジだのという要素が加われば尚のこと、と言ったところでしょうね。怪我された方にはお気の毒ですが、号外の取り合いで怪我ってついぞ聞かなかったし。まさに進め一億火の玉だモードで燃え燃え~☆
大会運営や組み合わせ方式などに見え隠れする政治的な意図とか、某国のリアクションへの反感とか、関係者や「非」関係者の今後の扱われ方とか、気になる要素はありますが、まずは素直に初代世界一という結果を喜びたいです。何と言っても勝ち方が正々堂々@シルバーキャッスルで良かったですしね。あと、リベンジのチャンスをくれたメキシコと真摯&紳士な試合をしてくれたキューバに感謝!
ちなみに個人的にMVPは松坂というより上原だと思います。イチローには「妙にかっこかわいかったで賞」をあげませう。
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