つまりミドリはこう言いたい訳ですな。「科学の力が潰えた時、人は何に頼るか?(中略)ガルデローベのネギをもてぃ!!」(少違)
ひたすらミドリとラドが語り倒した第19話。アスワドの成り立ちと現状及び目的がつらつら語られまくった本エピソード。15年前のレナ失踪の真相とシュバルツの関与(第17話の対霊廟干渉ユニットの件も包括?)、GEMのエグい精製手法はじめこれまでの布石や宿題をここらである程度処理しとけ!とばかりな台詞の濁流。ぶっちゃけイヤーン。ストーリー全体も小休止だし。
でもまあ、この手のエピソードを最後に持ってこられても興がそがれるだけなんで、「ま、いっか」。あわてないあわてない。ひとやすみひとやすみ。とりあえず頭領は、我が身の境遇にかこつけて積極的に年齢詐称しているとしか思えません。マル。
それに、ただの宿題処理エピソードで終わらせないのが、舞-乙HiMEのいいところ。Aパートで、シホの新型トラウマキ人形、チエの手紙(?)工作、そしてナツキの猥褻物陳列罪&エアリーズへ連行と次の展開への布石を、適度なコメディからませながら打ちまくり。中でも洞察力に優れるチエの本領発揮(多分)が今後どういう結果をもたらすのか、非常に興味シンシンです。これでもし肩透かし喰らって「勝利の鍵はこれだ!」とマキマキの方が大活躍しちゃったら少し悲しいけど、いい、僕ガマンする。
布石という点では、トモエの黒転向する理由が、当初の予想と少し異なるものになる可能性に注目ですね。一旦シュバルツに寝返ったと見せかけて、シュバルツオトメ(仮)のパワーでシズル奪還を図るという展開がありそう。ですがその展開だと、そんなことは想定の範囲内のジョン・スミスによって即抹殺、シズルの腕の中「私だけを見ていてくださいお姉さま」とすがりながら消滅ってオチになりそうなんで少し鬱…。トモエには改心してミーヤとラブラブになって欲しいんだけどなあ。次回予告だけだとなんともかんとも。
周辺環境にも変化の兆し。列強でまず動いたのはカルデア、そして次回フィア・グロス強襲ですね。さぁ、かの帝国はどちらに付くのか。そして、国境で裸のラインダンスを踊ったナツキは、惑星エアル三大オトメ+1巨頭会談でエアリーズを味方につけることが出来るのか。「全マイスターオトメを今より送り出す!ヴィントブルームに栄光を!(ヴィベラ・ヴィントブルーム!)」な展開が近づいているのを感じて、オラなんだかワクワクしてきたぞ!(まて)。
とりあえず、アリカ、ニナ、マシロの主役3名が総じて鬱スパイラルに嵌っているので、あと1.2話は脇役レギュラー陣にがんばって物語を盛り上げてもらいたいところです。ちなみに、次回予告はいつものように本編とは別世界。「リーダーがセブンティーンと言ったらセブンティーンね☆ 追求はBADヨ♪」。仰るとおりですお姉さま。本当にありがとうございました。
P.S.
少し贅沢を言わせてもらうと、ヒッチハイクシーンで「乗・せ・てぇ~ん♪」か「女がスタるわよ」のどっちかの台詞を聞きたかったです。残念!
TVアニメ「舞-乙HiME」OP主題歌 Crystal Energy
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