<米大統領選>ネバダ州の代議員数ではオバマ氏が上回る

「地盤が弱いゆえの全方位選挙。試合に負けて勝負に勝った」オバマ氏と、「従来の効率的集票モデルを駆使。横綱相撲どすこい」クリントン女史。今後の予備選の行く末を考える上で、非常に各候補のカラーが出た一戦となりました>ネバダ州民主党党員集会。派閥&所属政党の議員数であらかた勝負が見えてツマンナイ日本の総理/総裁選と違って、「ヒーロー」米大統領を選ぶ選挙はいつもながらおもろいですな。

さて、こうなると、世論で良くも悪くも「大きく化ける」可能性がある、ポテンシャル上位候補&サウスカロライナ州予備選勝者はオバマ氏で決まりかな。黒人票もあるしね。クリントン女史は今後も胃と懐が痛くなる戦いが続きそうです。お疲れ様。

 【ラスベガス(米ネバダ州)大治朋子】米大統領選予備選のネバダ州民主党党員集会では、クリントン氏が得票率51%と、同45%のオバマ氏を上回り勝利した。しかし、米MSNBCテレビなどの独自集計によると、今年8月の党大会の指名を受ける際にカギを握る代議員数では、オバマ氏が13人とクリントン氏の12人を上回る結果となった。

クリントン氏は、州人口の6割以上が密集するラスベガスを中心に票を集めたのに対し、オバマ氏は地方で広範囲に得票。このため、各投票区の得票比率で配分される代議員数ではオバマ氏が有利になったとみられる。

このため、オバマ陣営は「敗北宣言」を出さず、「代議員数では勝っている」と主張している。

最終的なネバダ州の代議員の内訳は、今年4月のネバダ州党大会で正式決定する。

8月の全国党大会で指名を受けるには、代議員総数(4049人)の過半数(2025人)獲得が必要となる。

(1月20日 毎日新聞)

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