<横峯参院議員>賭けゴルフ報道で厳重注意 鳩山幹事長

 選挙前から散々突っ込まれていた「横峯氏の人品のアレさ」を殊更に無視し、勝てば官軍とばかりに、彼をアドバルーンに仕立て続けた民主党…ですが、人品はともかくここまで頭が悪い人間とは思わなかったでしょうな。かねてより「横峰氏に選良の資格無し」派の神楽も、当選直後にアレだけ釘さされているんだから、暫くは大人しく陣笠しているだろうと思ってましたよ>さくらパパ。

 それが、この醜態(特に党の広報戦略を意識しない失言)。思わず笑っちゃいますね。自分ちの子供育てベースの教育論、居酒屋経営ベースの経済談義…こんな頭痛のする主張の数々はもとよりどうでもいいし、端から誰も彼にマトモな見識なんて期待しちゃいませんが、陣笠一つまともに勤められないこの寸足らずをこれ以上選良として養うメリットがどこまであるのか、納税者としては甚だ疑問です。

 もっともね、納税者としてはともかく有権者としては、一方的に原告席に座る気にはなれません。今回の件一つとっても、この寸足らずに投票した21万人余の有権者が自分達の見識と投票結果に責任を取らず放置される現在の選挙制度では、同じ茶番はまた必ず起きるでしょうから。その責任の一端は、間違いなく有権者側にあるでしょうから。

 民主党の鳩山由紀夫幹事長は24日、女性との交際や賭けゴルフが一部週刊誌に報じられた同党の横峯良郎参院議員を厳重注意した。平田健二参院幹事長が電話で内容を伝えた。鳩山氏は同日の記者会見で「議員になる前のことだが、一部の事実は認め、本人自身が反省もしている」と述べた。

(8月24日 毎日新聞)

さくらパパにスキャンダル!「辞めんといかんかねぇ」

 7月の参院選比例代表で初当選した民主党の横峯良郎参院議員(47)が、早くもスキャンダルに見舞われた。22日発売の週刊新潮が「『議員失格!』元愛人が剥(は)がした『さくらパパ』の仮面」と題し不倫と賭けゴルフを報じている。報道を受け本人は関係者に「(議員を)辞めんといかんかね」ともらしたという。党では10日間の“自宅謹慎”を言い渡し、沈静化を図る構えだが、民主躍進の象徴が“火薬庫”になりかねない状況となった。

 初登院から、わずか2週間。さくらパパにスキャンダルが襲った。週刊新潮によると、横峯氏には半同棲(せい)状態の“東京妻”がいたという。この女性は、六本木の元ホステスで現在は飲食店を経営する40代女性。パパと同郷の鹿児島出身のこのスレンダー美人が、仮名で登場し、良郎氏の裏の顔を語っている。

 2人は昨年8月下旬に知り合い半月後には男女の仲に。良郎氏から「国会議員になったら俺の秘書になれよ」などと言われたという。「台所の包丁を壁に突き立てられました」という凶暴な一面も暴露。さらに「賭けゴルフの常習者」であることも証言している。

 参院選に出馬を表明した段階から“たたけばホコリが出る”とうわさされたさくらパパ。スキャンダルは想定内であったはずだが、いざ現実となってみると民主党のショックは大きい。

 記事を見た良郎氏に近い党関係者は、掲載された良郎氏の反論コメントにがく然とした。良郎氏は女性と関係があったことを認め、賭けゴルフについても「議員になってからはやっていない」としたものの過去については否定せず…。これらの発言は新潮側からの取材に、党が弁護士を通して出したコメントとは別のもの。良郎氏が直撃取材に“勝手に”話してしまったものだという。

 サービス精神旺盛の良郎氏らしいといえば、らしいが、民主党の新人議員研修で、くぎを刺されたはずの“失言癖”が暴走してしまった形だ。党は対応を選挙参謀だった手塚よしお前衆院議員に一任。手塚氏は「10日間の自宅謹慎」と「携帯電話の着信無視」を通告した。さくらパパは家族からの突き上げに憔悴(しょうすい)し切っている様子。親しい党関係者には「辞めんといかんかね…」と一時は議員辞職も示唆したが、党としては事態の沈静化を図る構えだ。

 政治アナリストの伊藤惇夫氏は「不倫は家庭の問題。細野豪志氏の場合(山本モナとの熱烈キス騒動)とは違い、さくらパパだからというダメージの小ささもある」としたが「賭けゴルフは内容次第では、国会議員として責任を追及される可能性がある。自民党に攻め材料を与えてしまうことになり、世論の動向によっては、民主党が身軽になろうと考えるかもしれない」と良郎斬りもあり得ると予測した。

 民主党には苦い経験がある。2006年の偽メール問題では、対応のまずさから当事者の永田寿康議員が辞職しただけでなく前原誠司代表ら執行部の総退陣にまで発展した。民主党としては後手後手の対応だけは避けたいところだが。

 横峯良郎氏「週刊誌に報じられた過去の軽率な行動については、反省するところもあり、家族からも叱責(しっせき)を受けました。今後は投票していただいた方の期待をしっかりと胸に刻み、襟を正していく所存です。お騒がせして申し訳ありませんでした」

(8月22日 スポーツ報知)

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