<抗議文>港湾労組協議会が小池防衛相に 阪神大震災発言で

 今更何を驚くことがある。小池女史の主張/パフォーマンスの大半が「思い込み先行、根拠薄弱」なのは環境大臣@小泉内閣の頃からの傾向じゃん。今回、下手打った時期が最悪なんで騒ぎになっているけど、彼女の場合「この手の失言=過失」じゃないのが、政治家としてのそもそもの欠点。

 しかし、今の安倍ボンはほとほとツキに見放されているなあ。松岡や久間の後任が火消しどころか相次いで選挙直前にチョンボするし、1週間選挙日を伸ばしてみれば狙った様に株価は大暴落だし。個人的な主義主張というより、その運の無さが為政者としては最大の問題かも知れないですな。

 小池百合子防衛相が阪神大震災の支援活動をめぐり「アメリカ(の艦船)が神戸港に入ろうとしたところ港湾組合が厳しいため、なかなか着岸できなかった」と発言した問題で、全国港湾労働組合協議会は27日、「根拠が不明な不当な言いがかり」と抗議文を防衛相の事務所に提出した。発言の撤回と謝罪を求めている。

 抗議文によると、港湾組合は当時、2交代の24時間体制で救援物資の荷揚げ作業を行っていた。「米艦船が入港しようとした事実はなく、商船も自衛艦も区別なく対応していた」と主張している。

(7月27日 毎日新聞)

<小池防衛相>「神戸の港湾組合、震災支援を阻害」発言

 小池百合子防衛相は26日、青森県弘前市内であった参院選比例代表候補者の個人演説会で、1995年の阪神大震災当時の救助活動について「アメリカ(の艦船)が支援のため神戸港に入ろうとしたところ、神戸の港湾組合が厳しいため、なかなか着岸できなかった」と述べた。これに対し、全国港湾労働組合協議会の玉田雅也事務局次長は「入港に反対した事実はない」として、防衛省に発言内容をただす考えを示した。

 阪神大震災では複数の報道機関が「救援物資を積んだ自衛隊護衛鑑の荷揚げ作業を港湾労働組合が拒否した」と報道し、直後に訂正した経緯がある。

 小池氏は災害時の自衛隊の活動の成果に触れ、当時の村山富市首相の対応批判に続いて語った。小池事務所は「非核証明を出さない限り米艦艇が入港できないという、いわゆる『神戸方式』を念頭に置いた発言でした」と説明している。

 防衛省報道室は「防衛省は当事者ではなく、コメントする立場にない」としている。【太田圭介】

(7月26日 毎日新聞)

<赤城農相>二重計上問題、「単純なミス」繰り返す

 赤城徳彦農相は27日、赤坂議員宿舎で報道各社の取材に応じ、政治活動費の二重計上問題について「改めておわびしたい」と陳謝した。原因については「単純な事務的ミスで、すでに訂正している」と繰り返し、逆に「ニセ領収書」と報じた「週刊現代」(講談社)に対しては「事実と異なる」として「弁護士と対応を協議している」と強気の姿勢を示した。

 赤城農相は日本産米の販売式典に出席するために中国・北京を訪問、体調を崩し、帰国を1日延期し、27日午後帰国した。これについては「頭痛や腹痛、めまいがあった。気温と湿度が高く、熱にあたったのだと思う。医師には『疲れがたまっているのだろう』と言われた」と語った。【日下部聡】

(7月27日 毎日新聞)

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