<学習研究社>投資ファンドの社長解任提案を拒否

 インデックスのゴタゴタに巻き込まれて株券行方不明になるわ、村上ファンドの残党には目をつけられるわと、最近の学研っていつにも増して踏んだり蹴ったりですな。

 若いころは色々とお世話になった会社なんで、経営陣には何とか乗り切って欲しいところですが…インデックスの一件もあるし、ちょっと厳しいか?。

 学習研究社は30日、筆頭株主の投資ファンドが遠藤洋一郎社長の解任を求めた株主提案を拒否すると発表した。株主提案したのはシンガポールに本部を置く「エフィッシモ・キャピタル・マネージメント」で、「業績不振が長引いており、株主として現経営陣を信任できない」などとしていた。これに対し、学研は「策定中の中期経営計画で不採算事業の撤退・縮小、成長分野への重点投資を打ち出す。計画達成で業績を回復することが最善の責任の取り方」と説明している。

 エフィッシモは村上ファンドの元運用担当者が設立し、学研株19.82%を保有。学研が株主総会の招集通知発送前に赤字事業撤退などを打ち出せば、提案を取り下げるとしていた。【田畑悦郎】

(4月30日 毎日新聞)

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