韓国大統領選は朴槿恵候補が勝利 ~ 結果自体は驚くに値しない

韓国大統領選は朴槿恵でほぼ決まり ~ 「安哲秀の撤退」は「野党陣営の一本化」ではない(2012/11/25)

韓国大統領選戦線、異常無し ~ 朴槿恵勝利で決まりなのは変わらず。党内敵の金文洙や、竹島問題で踊らされた李明博が何か仕掛けてくるかと思ってたけど、静かなもんだね(2012/12/12)

 PM9:00時点の得票率は、朴槿恵が52.7%、文在寅が46.8%。1ヵ月前の予想通りのポイント差で、有権者の動向も予想通り。文候補に勝ち目があると考えていた方が、どうかしている。どうして、韓国現地メディアだけが「両者は超接戦中!」を連呼していたのかも、いまだに訳わからん。何かのアナウンス効果なり、選挙という祭りの盛り上げ効果なりを期待したものにしては、ぶっちゃけ雑な仕掛けだったよ。あちらさんには、選挙前の世論データ報道に関する1週間前ルールがあるにしても。

 まあ、そんな結果はともかく、投票率76%ってのは素直に羨ましい。日本の有権者もこの位、政治に熱心になってくれるといいのに。

韓国大統領選、朴氏の当選確実 初の女性大統領へ

 【ソウル=貝瀬秋彦】韓国大統領選は19日に投開票され、KBSなど放送3社は午後9時すぎ、保守系の与党・セヌリ党の朴槿恵(パククネ)氏(60)が「当選確実になった」と報じた。韓国初の女性大統領が誕生する。事実上の一騎打ちとなった革新系の最大野党・民主統合党の文在寅(ムンジェイン)氏(59)との激しい競り合いを制した。

 朴氏はこの日、ソウル市内で投票した後に「賢明な国民が、韓国の新しい時代を開いてくれると信じている」と語っていた。

 今回の選挙では、「新しい政治」を掲げて無所属での出馬を模索した安哲秀(アンチョルス)氏(50)が既成政党に不信を抱く若者や無党派層の支持を受けたが、安氏は「政権交代実現のため」として途中で辞退して文氏への支持に回った。安氏の支持層がどこまで文氏に投票するかが焦点になっていた。

(12月19日 朝日新聞)

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