非公開企業でも無議決権株上場=東証、4月にも新制度

 被買収リスクの大きいR&Dベンチャーなどからすると朗報ですね。ただ、米グーグルの前例を見ると、証券市場の人気=投資資金は優先株と普通株のどっちかに偏りがち。そのため上場後は、品薄感によるマネーゲームが起き易くなってしまう。市場関係者には、そこらへんリスクリターンの匙加減を上手に調整してもらいたいですね。

 東京証券取引所は9日、4月にも株式を公開していない企業が議決権のない株式(無議決権株)を上場できる新たな上場規則を設けることを明らかにした。新興企業などが資金を調達する手段を増やす狙い。無議決権株は普通株より配当が優遇される「種類株」の一種で、投資家にとっての利便性も高まる。 

(1月9日 時事通信)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です