陛下の手術が無事成功したことに、まずは一安心

 同時に、「陛下のご公務負担の軽減」を錦の御旗にして、またぞろ女性宮家の話をぶり返そうとする輩が増えることを懸念する次第。陛下も御歳78歳。皇太子殿下にはそろそろ&色々と覚悟を決めて欲しいところ。

天皇陛下の手術無事終了、「出血なく順調」

 狭心症と診断された天皇陛下の冠動脈バイパス手術が、18日午前11時過ぎから東京・文京区の東大病院で行われ、約4時間後の午後3時前に無事終了した。

 午後6時過ぎから同病院内で記者会見した医師団は「出血もほとんどなく予定通りバイパスを形成できた。麻酔からの目覚めも順調だ」と発表した。陛下は経過観察のため、集中治療室(ICU)で過ごしており、回復が順調なら2週間程度で退院されることになる。

 医師団によると、術後の血圧も安定しており、麻酔から覚めた陛下は、医師団に「ご気分は」と話しかけられ、よろしい、という表情でうなずかれた。皇后さま、長女の黒田清子(さやこ)さんと手を握り合い、無事の終了を喜ばれたという。

 今回、手術と、術後管理と呼ばれるICUなどでの見守りは、東大と順天堂大の合同チームが担当。執刀はバイパス手術の実績が豊富な順天堂大順天堂医院の天野篤・心臓血管外科教授と東大病院の小野稔・心臓外科教授らがあたった。

 会見で天野教授は「成功かどうかの判断は、陛下が術前に希望された公務、日常の生活を取り戻される時期。国民の皆様もそのときを楽しみにしてほしい」と今後も慎重に治療を続けることを強調した。

(2月18日 読売新聞)

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