開城工業団地を巡る南北朝鮮のドタバタ劇はまだ続く件について

 関係者の誰もが工業団地の再開を望みながら、関係者が皆自分達の最優先事項や面子、いや、自分達の民族性に縛られて、身動きが取れなくなっている開城工業団地騒動。

 先日別のエントリーで書きましたが、今回の協議は端から妥結するのは困難だと分かってはいました。それにしても、南北朝鮮両国の交渉団が、マスコミの目の前でドツキ合いをするとは、想像の斜め上でしたけどね。

 今回、韓国から出した「最後通牒」も、最後にはならない。というより最後にすることが出来ない。お互いがお互いに、相手が呑めるはずの無い「最後最後詐欺」を続けて、時間を浪費し続けるのでしょう。

 日本は、政府だけでなく、国民全体がこの「ドタバタ劇」の本質を冷静に注視し続けるべきだ。そして、彼らに対して判断を期待していい領域と、そうでは無い領域を見極めて、必要とあれば、彼らの意向を無視することこそが事態の解決に資する道だと認識するべきだ。

<韓国統一相>開城工業団地再開 北朝鮮に会談開催呼びかけ

 【ソウル澤田克己】韓国の柳吉在(リュ・ギルジェ)統一相は28日、南北間の協議が事実上決裂した開城(ケソン)工業団地の操業再開問題について「最後に論議する会談」の開催を北朝鮮に呼びかける声明を発表した。声明は同時に、北朝鮮への人道支援を行う方針を表明した。

 ただ、声明は工業団地が再稼働した際、北朝鮮に対し、操業停止させない再発防止策を講じるよう求める従来の姿勢を堅持しており、北朝鮮が受け入れる可能性は不透明だ。

 韓国と北朝鮮は6日から25日まで、6回にわたり実務協議を行った。北朝鮮側が早期の操業再開を求める一方、韓国側は、まず再発防止策が必要だと主張して対立。韓国メディアによると、25日の協議は、次回協議の日程を決めようという韓国側の提案を無視する形で北朝鮮側が席を立ったことで事実上決裂した。

(7月28日 毎日新聞)

 しかし、毎度毎度思うけど、南北朝鮮のお歴々って本当に、祖国統一を目指しているのかね?。今回のような騒動が起こる度、私には「同一民族同士の争いゆえの同属嫌悪と甘え」しか、感じられないんだけど。少なくとも、

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 のような漠然とした疑問よりは、明確に感じちゃうんだけど。

 ここで「【東方MMD】ミニチャイナな華扇ちゃんでGet Up & Move!!」を紹介。


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昨日の隅田川花火大会の生中継@テレ東の中止ドタバタ劇には、例年には無いドラマがあったなあ。

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