誰が代表になっても民主と維新にもう風は吹かない件について

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 風はやんでいたんだよ。とうの昔にな。

2013年都議選 ~ 自民大勝の「責任」は、「祭りのグレードを下げた」民主以上に、「祭りの演出を台無しにした」維新にある。(2013/6/23)

 「民主党への根拠レスな期待」や「日本維新の会へのお祭り的な支持」といった夢を、大衆は既に見ていない。両党の現実を見てしまった以上、もう夢を見ることは無い。故に、海江田や橋下が党の代表を続けようが続けまいが、参院選において、民主や維新に風が吹くことは無い。

 両党はこのまま加速度的に朽ち果てるか、分裂する。一部は自民党が引き受け、一部はみんなの党が引き受け、ごく一部の勘違い馬鹿は生活の党に拾われることになるだろう。

 そういう意味で「政局」という意味での参院選は、実質的に既に終わっている。重要なのは、秋の臨時国会以降の野党の軸を、何処の党が務めるかだ。今の私にとって7/21の参院選は、いつもの票読み&獲得議席読みゲームと、「野党再編」の流れの仮説検証以外に楽しめるものは何も無い。

民主・維新トップ続投=都議選敗北も【13参院選】

 東京都議選で大敗を喫した民主党の海江田万里代表と日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)は24日、それぞれ続投を表明した。民主党は都議会第4党に後退し、維新は選挙前の3議席の維持すらできなかったが、7月の参院選が迫る中、両党とも現体制の下で巻き返しを図ることになる。

 ただ、両党とも反転攻勢への道筋は描けておらず、参院選の結果次第ではトップの責任論が浮上しそうだ。

 海江田氏は24日午後の民主党代議士会で、「参院選は一丸となって戦い抜く。私も先頭に立つことを決意表明する」と宣言した。これに先立ち、海江田氏は細野豪志幹事長や輿石東参院議員会長ら幹部と国会内で協議。都議選と参院選を一連の選挙と位置付け、執行部が結束して臨むことを確認した。

 一方、維新の橋下氏は24日、大阪市役所で記者団に「もう一度チャンスを与えてほしい。参院選で全国民からしっかりと審判を受けたい」と表明。同日の石原慎太郎共同代表との電話協議で「力を合わせて参院選を戦おう」と確認したことも明らかにした。橋下氏は19日に都議選敗北なら辞任もあり得るとの考えを示していたが、石原氏や松井一郎幹事長(大阪府知事)ら幹部の要請で思いとどまった。

(6月23日 時事通信)

 しかし、検証してみればみるほど、「票割れの同士討ち」と「浮動票の取り込みの失敗」で自滅した、民主と維新の馬鹿さ加減が際立った選挙だったなあ>都議選。

 ここで「東方物理学」を紹介。


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ニュートン力学が通用しない世界は二次元じゃ珍しくない!…よね?

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