若きエリート達の活躍に少し複雑な心境な件について

世界各国で開催されていた若きエリートたちの学力五輪(国際科学オリンピック)で、日本人学生が大活躍。過去最高の成績を収めたとのこと。

国際数学五輪、日本2位=過去最高、副島さん総合トップ-物理も全員メダル

文部科学省は20日、ドイツで開かれた数学と、メキシコで開かれた物理の国際オリンピックの日本選手成績を発表した。メダルは上位の一定割合ごとに配分され、両五輪とも全員獲得を果たした。数学は高校生6人が参加し、金5、銅1で、国別でも中国に続く2位と、過去最高。物理は同5人が参加し、金2、銀1、銅2だった。

国際数学五輪は第50回で、日本は20回目の参加。104カ国・地域の565人が出場した。金メダルの筑波大付属駒場高(東京)3年副島真さんは、中国選手1人と並んで満点を取り、トップタイだった。過去には、2005年のメキシコ大会で満点が16人続出し、日本選手2人がトップタイだったことがある。

(7月20日 時事通信)

国際生物学五輪で日本人初の金=千葉県立高3年の大月さん-他3人も銀・つくば

高校生が対象の第20回「国際生物学オリンピック」が18日まで約1週間、茨城県つくば市の筑波大などで開かれ、千葉県立船橋高3年大月亮太さん(17)が、日本人初の金メダルを獲得した。他の代表3人も銀メダルを受賞し、日本は2005年から5回目の参加で過去最高の成績を収めた。

同五輪は今回、カイコやショウジョウバエ、リンゴなどを使った実験と理論試験が行われた。日本では初開催で、過去最大の56カ国・地域の計221人が参加。成績上位1割に金、続く2割に銀、同3割に銅メダルが授与された。

銀の受賞者は、桜蔭高(東京)3年山川真以さん(17)、同2年谷中綾子さん(16)、灘高(兵庫)2年中山敦仁さん(16)。代表4人は国内2482人の応募者から選抜された。

大月さんは全体の順位で6位と奮闘。上位5位には、シンガポールから2人、米国、オーストラリア、中国から各1人が入った。

(7月18日 時事通信)

科学技術振興機構(JST)で何回か彼らの映像や資料を見たことがありましたので、「おお!あの子たちが!」って感じで個人的にちょっと嬉しかったり。彼らの今後一層の活躍に期待します。

同時に、ゆとり教育の弊害が方々で指摘されている現状と、「授業時間30年ぶり増=理数は来春から-新学習指導要領案・文科省」エントリーなどで触れてきました、「少数超エリートの育成強化と絶対多数の低学歴(&低所得)層化」が進行しているように見受けられる昨今の傾向とを併せて考えますと、一抹の寂しさといいますか、辛さを禁じえません。曰く、

「彼らの活躍は、我ら凡百の徒にとって朗報とは限らないのだから」

「国策」という一点から見れば、今回の快挙は、上澄み抽出&底辺切り捨て型の教育政策が一定の成果を出した(…かも知れない(^^;)ということ。となると、次に来るのは…ですもんね。

今日の一銘柄

  • テイン(7217):アフターパーツ用サスペンション製造が主軸。英国、香港、米国に営業拠点。量販店経由メイン。この分野もそろそろ底打ちか?。7/17日終値は前日比7円高の200円。8月第1週中の目標株価225円。向こう半年間の目標株価275円。

ここで脈絡無く「【MAD】GA芸術科アートデザインクラス「お先にばばんがBang!」」を紹介。


D

GA違い(笑)。でも違和感無し。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です