自動車業界は相変わらず「福は外、鬼は内」な件について

 まあ、しょうがないんだけどね。

自動車生産 2年連続で減少 09年度、国内大手8社

 国内自動車大手8社が26日発表した09年度の生産・販売・輸出実績によると、世界生産台数(国内と海外生産の合計)は前年度比0.2%減の1970万8204台と2年連続で減少した。08年秋のリーマン・ショック以降の景気後退に伴う年度前半の減産が響き、国内生産が31年ぶりに900万台を割り込んだ。一方、海外生産は中国での大幅増産がけん引し、8社中6社が増加。世界一の市場に急成長した中国の存在感の高まりが鮮明になった。

 中国での販売台数は、日産が53%増の85万台で、トヨタ(75万台)を抜き日本勢で最大に。中型セダンのヒットや内陸部への販売網の積極展開が奏功した。トヨタは35%増、ホンダも32%増の62万台。また、日産の中国販売は、米国(82万台)、日本(63万台)を上回り、最大市場に拡大。ホンダも14%増の日本(66万台)と肩を並べる規模に成長した。これに対しトヨタは、米国が179万台、日本が153万台と依然、日米市場の比率の高さが目立った。

 中国での販売拡大を受け、現地生産台数も急速に伸びている。トヨタが47%増の72万台、ホンダが28%増の65万台、日産が58%増の61万台など主要3社で約60万台増え、現地に生産拠点を持つ6社がいずれも過去最高を記録。同じく市場が急拡大するインドでも、最大手のスズキが3割増の102万台と初めて100万台を突破した。大規模リコール(回収・無償修理)問題の対応に追われたトヨタの北米生産は、前年度の落ち込みの反動で16%増の138万台とプラスを確保した。

 国内生産は10.4%減の855万9852台と、78年度以来、31年ぶりの900万台割れ。エコカー減税など政府の支援策効果で国内販売は回復傾向にあるが、海外での現地生産比率の拡大や輸出減が影響した。

 同時に発表された3月単月の世界生産台数はトヨタが前年同月比97%増の77万台となるなど、前年の反動で全社ともプラスだった。【宮崎泰宏】

(4月26日 毎日新聞)

自動車の世界生産、4社がプラス=中国けん引し海外好転-09年度8社

 自動車メーカー8社が26日発表した2009年度の生産実績によると、世界生産は中国での大幅増産がけん引し、トヨタ自動車など4社がプラスに転じた。一方、国内は現地生産の拡大に伴い輸出が減少したため、全社がマイナス。自動車販売は08年秋のリーマン・ショック以降の最悪期は脱したものの、欧米での需要低迷は続いており、世界一の市場に急成長した中国頼みの構図が浮き彫りとなった。

 中国での生産台数は、トヨタが前年度比46.9%増の72万台、ホンダが28.1%増の65万台、日産自動車が58.2%増の61万台など。現地に生産拠点を持つ6社がいずれも過去最高を記録した。スズキは中国だけでなく、主力のインドでの生産が32.7%増の103万台と初めて100万台を突破した。 

(4月26日 時事通信)

 

 再逆転があるとすれば、EVかFCEVがブレイクする瞬間位だろうけど…中国はじめ海外メーカーの追い上げは厳しいし、期待大!と言うには、ちょっと弱いなあ。

 ここで「【MAD】 一騎当千 × mind as Judgment 」を紹介。


D

パチスロのタイヨー、逝っちゃったね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です