続・素人が勢いで手を出すと危ない「おせち」ビジネス

素人が勢いで手を出すと危ない「おせち」ビジネス

 昨日のこのエントリーの続報。水口憲治社長が速攻で引責辞任したのは、対応としては間違っちゃいないけど、この手の会社は代表職≒オーナーだから、代表職を退いてもオーナーとして健在である限り、経営の中身は大して変わんないんだよね。と言うわけで、いずれ騒ぎが収まった頃に、「禊の時期は過ぎたとタカをくくった」水口オーナーやその取り巻き経営陣が同じチョンボをやらかした日には(あるいはやらかしそうな気配を見せた時は)、もう逃げ場はないからその心算で。

 あと水口社長の謝罪文のうち、「衛生面につきましても、店内全体を冷やしキャップ、マスク、手袋着用で調理から詰め込みまでを行っております」については、大ウソという証拠画像が出回っているから、早いうちに再度発言を訂正するかした方がいいと思うけどね。じゃないと、「いずれ騒ぎが収まった頃」の前に会社終了のお知らせになっちゃうぞ、と。

ネット注文おせち「見本と違う」…納品遅れも

 飲食店経営会社「外食文化研究所」(横浜市)が、インターネットの共同購入サイトで注文を受け付けたお節料理「バードカフェ謹製おせち」500セットの納品が遅れたり、広告の内容と大幅に違っていたりしたとして、購入者との間でトラブルになっていたことが2日、わかった。

 同社はホームページ(HP)に「調理と詰め込みに予想以上の時間がかかった。全額返金し、償いをさせていただく」との謝罪文を載せ、社長が辞任するとしている。

 同社は、「横浜の人気レストラン厳選食材を使ったお節33品・3段・7寸(4人分)」(定価2万1000円)を、半額の1万500円で販売するとして、グルーポン・ジャパンが運営する共同購入サイト上に商品見本の写真を掲載し、注文を受け付けていた。商品は大みそかに購入者の元に届く予定だった。

 購入者の一人は「届いたおせちは見本の写真と全く違う、内容がスカスカのものだった」と憤っている。

(1月2日 読売新聞)

 蛇足ながら、やっぱり起きましたな。騒動の非難対象者に関しての「ネットへの理解&対応力が欠如している同業者vsネットへどっぷり浸かりすぎて獣性が増している某住人」の空中戦。ベクトルと訓練度(笑)が違うだけで、基本似た者同士のノーガードな罵り合い。当事者不在で無意味過ぎるだろ。ぶっちゃけ。

 特に、後者はともかく前者の「ふらんす亭」オーナーこと井戸実氏は、自分のツイッターでの発言(というか感情的表現)が自分だけじゃなく、自分の店の従業員に迷惑をかけているだけじゃなく、水口氏の首を締めているだけってことに気付いているのかね?。本人は義憤の発露のつもりなのかもしれないが、煽り耐性が無い人間がネットで半端なコメントするなんて、迂闊と言うか粗忽なチョンボとしか思えないんだが。

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