石原閣下不出馬で一気に事態混沌となった都知事選な件について

 2/19のこのエントリーの時は、石原閣下が途中降板前提での出馬濃厚と踏んでいましたが、どうやらそれは無くなった模様。で、後継者と目されているのが、松沢成文・神奈川県知事だということですが、こりゃまた何とも香ばしい。というか、選りにも選って松沢知事ですかい!?。「松下政経塾+民主党出身+ポピュリスト」の三重苦を推すとか、老いたな父上もとい閣下。それとも、4年前の共闘体制時の密約なのか?。

 まあ、松沢氏も悪いところばかりじゃない。三重苦に加えて、子ども手当負担拒否をダシにした増税構想とか朝鮮学校への補助金問題など脛に傷があり過ぎる点はともかく、外国人参政権反対の保守派という一点だけは評価できるしね。だとしても何だかなあ。いつの間に、東京の保守陣営はこんなに人材不足になったんだ?。

 とにかく、これで一気に都知事選は混沌としてきましたよ、と。保守陣営の旗頭として、抜群の集票力を期待できた石原閣下の後継者に松沢氏がなれるかは、正直不透明。東国原英夫氏や蓮舫女史、渡辺美樹氏といった二流以下どころが束になって混戦に持ち込めば、票の食い合い合戦の中で、二流以下のうちだれかが漁夫の利を得る展開もありうる。まあ、普通に考えれば、消去法&横滑りで松沢氏が本命でしょうけどね。それでも3日前の予想よりは、少しは面白い選挙戦が期待できそうです。

石原知事不出馬へ 後継に松沢神奈川県知事

 東京都の石原慎太郎知事(78)が、4月の都知事選に出馬しないことが22日、分かった。長男で自民党の石原伸晃都連会長らが支援者らに伝えた。石原知事らは後継候補として、神奈川県の松沢成文知事の擁立を進めている。自民党都連は石原知事への出馬要請に向け準備を進めていたが、戦略の練り直しを迫られている。候補者選びに難航する民主党へも影響しそうだ。

 関係者によると、石原伸晃都連会長が21日夜の地元の支援組織の会合で、有力支援者に伝達。3選当選時は「最後のご奉公」と宣言し、東京への五輪招致による首都再生を最大の政策課題に掲げたが、最近は「政治の一寸先は闇」「ケセラセラ」と去就について言葉を濁していた。 

 石原知事は平成11年に初当選、15年には308万票を獲得して再選、現在3期目。任期中には、ディーゼル車の排ガス規制や夏季五輪招致活動に尽力。中小企業対策の銀行「新銀行東京」を17年4月に開業させたほか、「首都大学東京」の開学、自治体として初めて民間並みの複式簿記・発生主義会計を導入するなど先駆的な取り組んだ。

 自民党は石原知事に4選出馬を促す方針で、22日には自民党都連の総決起集会で、再度の出馬を要請する予定だった。伸晃氏も「ぜひ出て欲しい」と立候補を求めていたが、石原知事は「結局は私が決めること」などと繰り返してきた。 

 一方、民主党は「最強候補」として蓮舫行政刷新相(43)に出馬を打診したが、本人は難色を示している。石原知事の不出馬で選挙の構図が一気に流動的になるのは必至の情勢だ。 都知事選をめぐっては、共産党前参院議員の小池晃氏(50)と、外食大手「ワタミ」前会長の渡辺美樹氏(51)が立候補を表明している。東国原英夫前宮崎県知事(53)らの名前が挙がっている。

(2月22日 産経新聞)

 しかし、選挙戦を左右する都庁職などの◎◎◎勢力にとって、組むメリットが一番ある候補が石原-松沢ラインというのは、本来の主義主張からすれば何とも皮肉な話だよなあ。

 ここで「劇場版予告っぽい長編トレーラー 魔法少女まどか☆マギカ」を紹介。


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「公開なんて、あるわけない」w

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