改名に異議なし。命名と改名に至る過程に異議ありな件について

まず最初に「さくらんぼ小学校」って校名自体「安っ!」。これって、どこのお子様アニメや漫画の舞台の名前ですかと。いや、アニヲタ&漫画ヲタの立場から言わせてもらえば、むしろ最近のアニメや漫画に出てくる学校の名前の方がこれよりリアリティがあると言うか、品や格を感じるんですがね。平成の大合併の時にボロボロ出来た「ひねりもセンスも無い自治体名」もそうでしたが、誰ですよ。過日この安直な校名案を通したのは。

しょうがないから、次はもう少し文才と教養のある人に命名を依頼しようね。というわけで、今回の改名という判断自体は良し。良くないのは、まずは上記のような関係者の命名センスの無さ、そして何より、今回の改名理由とそのタイミングの最悪さ。

<さくらんぼ小>アダルトサイトと同名で校名変更へ 山形

山形県東根市は9日、来春開校予定の市立「さくらんぼ小学校」の校名を変更すると発表した。同名のアダルトサイトがあると判明したためで、土田正剛市長は記者会見で「児童の登下校時に不審者が現れる可能性がある」と述べた。

今年2月以降、市教委に「アダルトサイトと同一だ」などとして校名変更を求めるメールが27件届いた。市教委は当初、うち24件はサイト利用者からで、変更の必要はないとしていた。しかしネット上で話題が広がり、記載内容などから児童の安全にかかわると判断した。校名は市民からの公募を元に選んでおり、新校名は最終選考で漏れた他の5候補から決める方針。

校歌を作詞・作曲した作曲家の服部公一さん(77)は「これ以上、良い名前はない。改名に反対したが、子供の安全ということならば、仕方がない」とがっかり。新しい校名での校歌も依頼されているが「『ひかる六つのさくらんぼ』というサブタイトルは変えない」と述べた。【浅妻博之、和田明美】

(9月8日 ITmedia News)

市長様曰く「児童の登下校時に不審者が現れる可能性がある」。あまりにフェアウェイから外れまくった妄言なんで、色々突っ込みたくてたまりませんが、とりあえず2点だけ。「姿無き変態をやり玉に挙げて騒動の本質(関係者の認識不足や判断ミスによる状況悪化)から目をそらすそのお姿、カッコ悪い」「そもそも、騒ぎになった時点で同小学校=変態の性地巡礼先決定。変態は名前で集まってくるんじゃない。変態にとってメッカであるかどうかが大事なんだよ」。つまり、全ては手遅れ。挙句に問題の本質を未だに当事者が理解していないって、一体どういうことですよ?。

そもそも、「さくらんぼ小学校」というネーミングセンスの是非はともかく、この校名案が出た時に一発ググってチェックしていれば避けられた事態ですよ。これって。ちなみに一般企業は、商品名やブランド名を考える際、商標権から意匠権までガチガチにチェックします。準備不足で動いて何かあってからでは遅いってことを分かっているから。その点から言っても、東根市の偉いさん達は、悪い意味でアマチュアでしたな。

ここで「キュアサンシャインの中身がてつをになったようです 」を紹介。


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漢娘(おとこ)なら、負ける戦いであっても逃げるわけにはいかない。最萌トーナメント第一回戦G07組に、明堂院いつき嬢@ハートキャッチプリキュア!登場。がんばれ!太陽の娘!がんばれ!RX!(違)。

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