小沢勝って民主滅ぶな件について

 

 この2週間でよほどのチョンボを小沢陣営が犯さない限り、今度の代表選は国会議員票の過半を既に押さえている小沢氏の勝利で決まり。ちなみに、菅小沢決裂の決定打になったのはポッポ鳩山のヤブヘビ妄動。先日彼が小沢氏支持を表明した時は、菅憎しで小沢についたかと思っていましたが、信じられないことに自分の器量だけで仲介役を務めうると本気で考えていたらしい。マジでルーピーですな。

 さて、代表選に小沢氏が勝った後ですが、小沢派は党内反小沢派を適当に粛清して簡単に実権掌握するでしょう。ただし、民主党への世論の支持は急落。臨時国会の運営もままならず、遠からず解散総選挙で民主党惨敗となって、再度政権交代がなりましょう。逆に万一菅氏が勝てば、小沢派は十中八九党を割り、公明党や自民党内シンパと語らい新党立ち上げ、野合の末に新・連立与党立ち上げとなるでしょう。つまりどっちに転んでも、今度の代表選関連に限れば最後に勝つのは小沢氏で、民主党は終わる。良くもあり、大変良くもあり、少し悪くもあり、短期的には致命的に悪くもあり。

菅首相、小沢氏が一騎打ち…民主党代表選

 民主党代表選は1日午前告示され、再選を目指す菅直人首相(63)と小沢一郎前幹事長(68)が立候補を届け出て一騎打ちが確定した。

 「脱小沢」方針を鮮明にする菅氏に対し、党内最大勢力を率いる小沢氏が「挙党態勢」を掲げて挑む構図となる。政権運営のあり方や、消費税率引き上げなど衆院選政権公約の修正、「政治とカネ」の問題への対応などを争点に、14日の投開票に向け、党を二分した選挙戦が展開される。

 菅氏は1日昼、静岡県伊東市での防災訓練に出席した後、記者団に「今回の代表選は首相を決める選挙だ。(国民も)自分たちの首相を決めるんだという声を大いに上げてほしい」と述べ、「首相としての仕事を一切おろそかにできない。今日も訓練に参加した」と強調した。

 菅陣営は、選挙対策本部長を江田五月前参院議長が務める。菅グループのほか、前原国土交通相、野田財務相の両グループ、岡田外相らを中心に構成され、1日夕に決起集会を開く。

 小沢氏は1日午前、国会内で開いた決起集会で「昨年の衆院選の原点に返り、役所が仕切っていた行政、政治の仕組みを根本から変える。長い政治生活の集大成として、最後のご奉公という決意を持って全力で頑張っていきたい」と訴えた。集会には輿石東参院議員会長ら120人が出席。約150人の小沢グループを支持基盤とする。鳩山前首相グループも同日午前の総会で小沢氏支持を決めた。

 今回は、党員・サポーター投票を行う2002年9月以来の本格的な代表選。

 選挙戦は、旧民社党系や旧社会党系グループ、態度未定が多いとみられる衆参両院の当選1回議員の動向が焦点。複数グループに所属する議員が多いうえグループの拘束力は弱く、支持動向は流動的とみられる。党内では、党員・サポーター票は菅氏有利との見方が強く、小沢氏陣営は国会議員票獲得に重点を置いている。

(9月1日 読売新聞)

 しかし、民主党ってホント無能揃いと言うか、事の軽重を弁えない近視眼ばかりだな。この3日間ばかり霞が関に入り浸っていた神楽ですが、官僚連中も「代表選が終わるまでは何も決まらないしできません」とお手上げ状態でしたよ。ホント、この愚にもつかない茶番劇2週間の間に「何か」あったら、民主党の議員連中には執行部から陣笠まで揃って腹掻っ捌いて欲しいものです。

 ここで「International Saimoe League 2010 PV 」を紹介。


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国際最萌も頑張ってんなあ。

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