安倍総理、来週、TPP交渉参加表明へ ~ 日本も米国も「現実的な聖域無し路線」で合意した。その上で、国として参加を拒む要素があるとすれば「弱者の怯懦への配慮」だけだ。

 なので、敢えて言おう。「捨て置け」と。今、TPPという中国包囲網を作り上げなければ、遠くない先、弱者以外も日本は連中に「食われる」ことになるのだから。

安倍首相、TPP交渉参加表明へ…来週にも

 安倍首相は、来週中にも環太平洋経済連携協定(TPP)交渉への参加表明を行う意向を固めた。

 17日の自民党大会前の平日(13~15日)に、安倍首相が記者会見を開く方向だ。

 米国との事前協議では、自動車分野の一部の項目などをめぐって調整が続いている。日米両政府は、日本がTPPへの参加表明をした後で、難航している部分は切り分け、引き続き協議する方向になった。日本政府は、来日中の米通商代表部(USTR)のカトラー代表補らと、詰めの協議を続けている。関係者によると、米国の自動車関税(乗用車2・5%など)については、一定の猶予期間をおいて段階的に撤廃することで合意する見通しだ。

 一方、米国車については、簡単な手続きで日本に輸入できる外国車の上限を現在の年間2000台から5000台以上に引き上げる案が浮上。保険分野については、米国は日本郵政グループのかんぽ生命保険が、がん保険分野などに参入しないことを求めている。

(3月5日 読売新聞)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です