夕張市は読み違えたなあ ~統一地方選・後半戦~

 大手メディアが煽っていたような「羽柴秀吉氏・初当選」の可能性なんて欠片も考えちゃいませんでしたが、鈴木直道氏の票が予想以上に伸びたことにぶっちゃけ超驚き。石原閣下の応援効果もさることながら、2年間の東京都からの派遣生活で掴んだ地元有権者からの信用度は、相当高かったということか。読み切れなかったなあ、反省。それにしても、飯島夕雁女史。腐っても元国会議員で自公&みんなの党の応援を得ながら、なんつー弱さだよ(苦笑)。

 あとの主要戦場は、津市市長選と大分市市長選のどちらかで波乱が起きるかと期待していましたが、残念ながら昨日の予想通りの結果となり、愛知6区補選を含めた主要3戦場で自民党は1勝2敗。津も大分も、ついでに世田谷区長選も決して勝てない戦場ではなかっただけに、ちょっともったいなかったかな?。

統一地方選 元東京都職員の鈴木氏が初当選 夕張市長選

 財政再建が問われた北海道夕張市長選は元東京都職員の鈴木直道氏(30)が前自民党衆院議員の飯島夕雁氏(46)=自民、みんな、公明空知総支部推薦=や元建設会社社長の羽柴秀吉氏(61)ら3人を抑えて初当選を果たした。

 30歳1カ月の鈴木氏は熊谷俊人・千葉市長の33歳2カ月を抜いて全国最年少市長となる。記録が残る1955年以降でも歴代3位。鈴木氏は2年間、都から夕張市に派遣され、首都圏とのつながりを生かした政策を訴えた。【円谷美晶、吉田競】

(4月24日 毎日新聞)

津市長選、民主系の前葉氏が初当選

 無所属の新人3人による戦いとなった津市長選は24日、投票が行われ、元総務省職員の前葉泰幸氏(49)が、元国土交通省職員の村主英明氏(51)(自民推薦)、旧久居市長の藤岡和美氏(64)を破り、初当選を果たした。

 同市長選は、民主党系の県議らでつくる地域政党の推薦を受ける前葉氏と、自民党が推薦する村主氏との間で民主党、自民党が事実上対決する構図となった。

(4月24日 読売新聞)

大分市長選、現職の釘宮氏が3選

 24日投票が行われた大分市長選は、現職の釘宮磐氏(63)(無)が、前大分県議会議長で新人の安部省祐氏(51)(無=自民推薦)を破り、3選を果たした。

(4月24日 読売新聞)

衆院補選、自民が勝利=民主不戦敗、「減税日本」ら退け―愛知6区

 衆院愛知6区補欠選挙は24日投開票され、自民党元職の丹羽秀樹氏(38)が、地域政党「減税日本」新人の川村昌代氏(44)らを破り、2回目の当選を確実にした。民主党「不戦敗」の同補選で自民党が、2月の名古屋市長選を圧勝した河村たかし市長率いる「減税日本」の候補を退けたことで、東日本大震災の復興に取り組む菅直人首相への批判を強める方針。政府や与野党の震災対応にも影響を与えそうだ。

 自民党の谷垣禎一総裁は同日夜、党本部で記者会見し「菅首相で本当に(震災対策を)やれるのかとの疑問を多くの有権者が持っている」と述べ、首相の即時退陣を重ねて求めた。

 補選は、名古屋市長選に出馬した民主党の石田芳弘氏の議員辞職に伴う。丹羽、川村両氏の他、共産党新人の河江明美(45)、諸派新人の福原真由美(50)、無所属新人の目片文夫(70)の各氏が立候補。3月の名古屋市議選を含め愛知県内で敗北続きの民主党は、候補者擁立を見送った。

 選挙戦で自民党の丹羽氏は、菅政権の震災や福島第1原発事故への対応を「無責任」と批判。保守層を着実にまとめ、無党派層にも支持を広げた。同党は、2009年衆院選で愛知県の15選挙区で全敗しており、県内の議席空白を解消した。

(4月24日 時事通信)

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