労働矯正を止めても政治犯がいる以上、中国は後進国な件について

 政治犯という形で「アンチ共産党支配」の人間を取り締まらないと国体を維持できない以上、中国の「人治」「党治」体制は本質的に今後も変わらない。

 先進国に政治犯はいない。これは世界の常識。今回の決定は、中国の「法治」国家化への第一歩じゃない。体制の「法治」化の限界を自ら晒しただけだ。

人権侵害の象徴、運用停止へ=56年続く「労働矯正」―習指導部、法治へ前進・中国

 【北京時事】中国の公安・司法を統括する共産党中央政法委員会は7日、裁判など司法手続きを経ずに矯正を名目として容疑者を拘束し、強制労働させる行政処罰「労働教養」(労教)制度について今年中に運用を停止する意向を表明した。中国メディアが一斉に伝えた。

 労教制度は毛沢東時代の1957年、右派摘発のため本格的に導入され、近年では反体制派らを拘束するために使われる「中国人権侵害の象徴」(人権派弁護士)。習近平・新指導部は労教制度停止により「法治」を一歩前進させた形で、ミニブログ「微博」(中国版ツイッター)では「歓迎」の声が相次いだ。

 中央政法委の孟建柱書記が7日の全国政法委工作会議で、中央が労教制度に関して検討した結果として、「全国人民代表大会(全人代)常務委に報告し、批准を得た後に今年使用を停止する」と宣言した。

(1月7日 時事通信)

 とりあえず、ポスト習近平体制が見えてくるまでは油断は禁物。胡錦濤派が盛り返すか、このまま習派が勢力拡大か。過去10年と同じように、今後10年も同じような権力争いの未来予想図を考えなきゃならんのが、中国周辺国の辛いところ。面白くもあり、面白くもなし。

 

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おまけも本編。ところで、元AKB48の増田有華がDiVAの活動からも脱退するそうな。まあ仕方ないよね。で、該当トラブルの片割れ・ISSAは今何してるんだ?。

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