中村退団、球団了承 オリックス再交渉に含み

 オリックスとの契約交渉について記者会見する中村紀洋内野手(右)=9日夜、芦屋市のホテル  オリックスの中村紀洋内野手(33)の退団が9日、決定的となった。

 同日、5度目の契約更改交渉に臨んだ代理人の茂木立仁弁護士が「この球団でプレーする意思がないことを伝えた」と語り、退団を申し入れたことを明らかにした。

 一方、中村本人は同日夜、芦屋市内のホテルで記者会見して「交渉は続けたい」と話し、今後も球団との交渉を持ちたい意向を示した。

 機谷俊夫球団代表は交渉後にいったんは残留交渉を打ち切る方針を示したが、中村の会見を受け、「中村側からの要請があれば、こちらとしては構わない」と、交渉の余地があることを示した。今後は再度の交渉が持たれる可能性が高いが、中村は「査定方法に問題がある。(評価に)愛がない」などと語り、球団の対応を批判。今後も交渉がまとまる可能性は極めて低いとみられる。

 これまでの下交渉では、限度幅を大きく上回る1億2千万円減の年俸8千万円を提示されていたが、茂木立氏は「お金の話ではない。本人が納得できない部分がある」と説明。オリックスは今後、中村をトレードに出すか自由契約とするか最終的に判断し、その後、中村が国内外の移籍先を探ることになる。

 中村は昨季左手首の故障などが影響し、出場85試合で打率2割3分2厘、12本塁打に終わった。国内では14年間で通算1468試合に出場し、打率2割6分5厘、319本塁打、961打点。2005年に米大リーグに挑戦し、ドジャースに在籍した。(金額は推定)

(神戸新聞 2007/1/10)

 ケリがついているようでついていない本件。何気にノリに寄り切られた&脇甘なオリックス球団側の対応のまずさがクローズアップされてますが、交通事故の前川といいノリといい、ぶっちゃけシーズン前に問題児を放り出せて、球団的にはよかったんじゃないかと思うのは神楽だけ?。

 特にノリ。某所で「今回の発端となったゴネ=チームメイトのため」とか言ってるけど、2002年の移籍ドタバタ&近鉄合併騒動の時のあんたの言動をみんな覚えているぞ。当時の近鉄メンバーや(吉井など)海外からの帰国組が、今回のノリの発言にどういった反応を示すのか、結構興味津々。

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