中国海軍艦艇、海上自衛隊の護衛艦に火器管制用レーダーを照射 ~ 大物任侠が長ドス片手に近づいてきたのにビビったチンピラが、へっぴり腰で拳銃構えて「撃つぞ!撃つぞ!」と叫んでいるの図

 ヤクザ映画だと、この後の展開は「結局、チンピラは一発も撃てずに逃げ出す」「チンピラは任侠の腕に傷を負わせるが、お返しにバッサリ切り殺される」「チンピラはマグレで任侠を撃ち殺すのに成功するが、その任侠の兄弟分が敵討ちにチンピラの事務所へ乗り込んで、チンピラは全員切り殺される」の三択。

 さて、中国さんはこの三つのうちどれがご所望かな?。言っとくけど、10年先はともかく、今の中国軍じゃ自衛隊と米軍の連合軍には勝てないよ。

 それでも喧嘩を売りたいなら、三択のどのルートで自滅するか決めてから、かかってこいや。チンピラ。

中国艦、海自艦に火器管制用レーダー照射

 小野寺防衛相は5日夜、東シナ海で1月30日、警戒監視中の海上自衛隊の護衛艦に対し、中国海軍艦艇が射撃の目標をとらえる火器管制用レーダーを照射したと発表した。

 同月19日にも、東シナ海で中国海軍艦艇が、海上自衛隊艦艇の搭載ヘリにレーダーを照射した疑いがあるとした。いずれも公海上での照射という。日本政府は外交ルートを通じ、中国に抗議した。中国側が軍事衝突につながりかねない行動に踏み切ったことで、日中関係の緊張がさらに高まるのは必至だ。

 他国の艦船などに射撃用のレーダーを照射することは「明確な威嚇行為」(防衛省幹部)で、実際の攻撃に準じる危険な行為だ。

 防衛省によると、1月30日午前10時頃、東シナ海の公海上で海自第7護衛隊の護衛艦「ゆうだち」が航行中に、中国海軍のフリゲート艦「ジャンウェイ2級」からレーダー照射を受けた。護衛艦のデータを分析した結果、中国の火器管制用レーダーと判明した。照射は数分間続き、護衛艦は進路変更などの回避行動を取った。距離は約3キロ離れていた。中国艦艇から事前の警告などはなかったという。

 一般的には、照射から2秒程度あれば、発射が可能という。

 これに先立つ同月19日午後5時頃、中国海軍フリゲート艦「ジャンカイ1級」から、海自第6護衛隊の護衛艦「おおなみ」の搭載ヘリ「SH60」が同様にレーダー照射を受けた疑いがあるとした。ヘリはヘリの警報が鳴ったことから、照射があった可能性が高いとした。

(2月5日 読売新聞)

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