一般論としてこの潔さは評価できるんだけど…な件について

 実際に彼は選考作品を全部読んでいるのか?orいないのかとか?じゃなく、本当の理由というか「もっと深刻な背景事情が他にあるんじゃないの?」と邪推したくなるのが、最近の直木賞ついでに芥川賞の選考基準と選考委員のドロドロ劇場。だって下手すると、日テレベッタリの日本アカデミー賞よりも、版元との利害&人間関係を反映した情実選考臭がプンプンなんだもん。この二賞。

<直木賞>選考委員、五木寛之さんが辞意

 直木賞選考委員を務める作家の五木寛之さんが、選考委員を辞任する意向を示していることが分かった。19日発売の日刊ゲンダイの連載エッセーで明らかにした。

 エッセーによると、22日発売の「オール読物」3月号(文芸春秋)に掲載される選評の中で、受賞作の一つ、佐々木譲さんの「廃墟(はいきょ)に乞う」について「大きな間違いをした」として、文芸春秋に辞任を申し出たという。同社は、選評で五木さんは「破顔した」という表現に触れたが、佐々木さんの作品中にはない勘違いだったと説明している。五木さんがミスに気づき連絡したが訂正は間に合わなかった。同社は「現在は強く慰留しているところです」と話している。

(2月20日 毎日新聞)

 まあ、そうじゃなくても、五木氏以外に辞任すべき選考委員ならゴロゴロいるだろ?。自分の理解できない作品は問答無用で落とす林真理子女史とか、SFやアニメ系に鈍感すぎるというか偏見が酷過ぎる渡辺淳一氏とか。特にナベジュン。映画「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム」を観ずにけなした一件は、絶対許さないよ、と。東野圭吾氏を下半身の恨みで落としまくった件は、どーでもいいけど(笑)。

 ここで「必殺仕事人」を紹介。


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遅ればせながら、藤田まこと氏のご冥福をお祈り致します。

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