プロ野球日本シリーズ、巨人が田中将大を攻略して逆王手

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「ありえないことがおきたー!」

 土壇場で坂本が復活、ロペスが一発、高橋が起用に応えてのタイムリー、そしてマー君に投げ負けなかった菅野の根性。

 メークミラクルだねえ。

 短期決戦、場所は敵地、相手は不敗の若きエース。巨人にとっては敗退確率最大な中での大一番。その逆境下でタイに持ち込んでの明日は最終第7戦。巨人がこのまま寄り切るのか、「マー君マジックが消えた」楽天が「楽天には田中以外にも俺たちがいるんだぜ!」と逆転日本一をGETするのか。

 メークドラマだねえ。

マー君、シーズン無敗ならず…昨季からの連勝は30でストップ

 (日本シリーズ第6戦、楽天2-4巨人、3勝3敗、2日、Kスタ宮城)昨年8月から公式戦&ポストシーズンで30連勝中、今季24勝1セーブと驚異的な成績を残している楽天・田中は、今季最後の先発マウンドに上がったが、9回12安打4失点の内容で初黒星を喫し、シーズン無敗記録がついにストップした。

 今季24勝無敗で自身2度目の沢村賞を受賞し、ロッテとのCSファイナルステージ第1戦と日本シリーズ第2戦で計2勝した田中が、日本一を懸けた大一番でついに今季初黒星を喫した。

 一回、二回を3人で片付けると、直後の攻撃で2点の援護をもらったが、五回に落とし穴が待っていた。この回先頭の坂本に左中間フェンス直撃の二塁打を浴びると、ロペスに左越えの同点2ランを被弾。さらに長野に左前打を浴びるなど二死一、三塁とされ、高橋由の中前適時打で勝ち越しを許した。

 六回にも村田、坂本に安打を浴びるなど一死二、三塁のピンチを背負い、ロペスの三ゴロの間に4点目を失った。打線も巨人先発・菅野から追加点を奪うことができず、試合終了を迎えた。

 メジャー挑戦の可能性もある田中にとって、本拠地・仙台のファンの前で見せる最後のマウンドになる可能性もある。前日1日は自身25歳の誕生日。勝てば球団初の日本一だったが、必勝を期してマウンドに立った絶対エースが、まさかの初黒星で巨人に逆王手を許した。

(11月2日 サンケイスポーツ)

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