まじめな話、犯人の所持していた銃の種類からも分かるように、犯人自身に殺意は無かった。しかし、彼自身が射殺されることで「殉教者」になろうと考えていた可能性は否定できない。
トルコとブルガリアは、一見ふつーの隣国だが、歴史的には征服・被征服関係な時代があり国民性も異なるけど、民族的には同系列で経済協力度は高いという、どこかの極東の国々みたいな、びみょーな関係。
最近忘れがちだが、バルカン半島は歴史的な「欧州の火薬庫」。災厄は忘れた頃に…なんてことが、起こらなきゃいいんだけどねー。
ドガン党首の頭に銃口…党大会で演説中に拳銃男
【パリ=石黒穣】ブルガリアの首都ソフィアで19日開かれた少数民族トルコ系政党「権利と自由運動」の党大会で、男が壇上に駆け上がって演説中のアハメド・ドガン党首の頭に拳銃を突き付けた。
男は警護員に取り押さえられ、負傷者はなかった。テレビ画像では、ドガン党首が銃口をいったん手で払いのけた後で再び銃口を突き付けられる場面が映っている。
警察の調べで、男が持っていた銃は催涙ガスを発射する護身用で、実弾は発射出来ないことがわかった。
(1月20日 読売新聞)
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