スキャンダルは効率的に

 選挙前の風物詩と言うには笑えないものもありますが。

<年金不明問題>新たに未登録記録 旧式原簿1430万件で

 社会保険庁は6日、旧式の手書き原簿に基づく厚生年金の保険料納付記録が1430万件あり、その一定数が社会保険庁のコンピューターに入力されておらず、基礎年金番号と統合されていないことを明らかにした。社保庁のコンピューター内にある5000万件以外にも宙に浮く記録があることを認めた形で、事実を指摘した長妻昭氏(民主)は「5000万件の照合を優先する政府方針は意味がない」と批判した。

 この旧式の記録は、1942年6月から54年3月までのもの。社保庁はその中でも54年4月1日以前に厚生年金から脱退し、59年3月31日までに再加入していない人の記録1430万件を「比較的使用頻度が低い台帳」として、マイクロフィルムに収録して管理している。受給年齢に達した人などが申請してきた時にコンピューターに入力し、本人の記録と統合しているが、それ以外は入力されず、基礎年金番号と統合されていない。

 同庁は「この旧台帳の記録を統合して給付額を決め、コンピューター入力した例は結構あるはずだ」と説明しているが、そうした数が何件あるかは把握しておらず、宙に浮く記録の件数は不明だという。

 社保庁によると、該当する人は現在60歳代後半以降。54年4月以前に脱サラし、その後勤め人になっていない人や、同月までに死亡した人などが想定される。戦死者が相当数含まれるとみられるという。【吉田啓志】

(6月6日 毎日新聞)

自衛隊が市民団体を調査=「内部文書」公表、共産指摘-イラク派遣反対運動など

 共産党の志位和夫委員長は6日、自衛隊関係者から入手したとする「内部文書」を公表し、「陸上自衛隊の情報保全隊が市民団体やジャーナリストの活動を監視している」と指摘した。文書は、自衛隊のイラク派遣に反対する団体、個人の調査結果が中心だが、年金制度や消費税に関する集会の報告もあった。同党は「表現の自由やプライバシーを侵害する行為で、憲法違反だ」としており、政府に同日、監視活動の停止を申し入れた。

 防衛省はこれに対し、「内部文書かどうか確認できないが、この種の資料は作成した。イラク派遣の反対運動が高まっていた時期で、対応を考えるのが目的。違法性はない」としている。 

(6月6日 時事通信)

<赤城農相>業界の政治団体献金記載漏れか

 赤城徳彦農相が林業・土木関連業界の政治団体「林土連懇話会」から計40万円の寄付を受けながら、自身の政治資金収支報告書に記載していない疑いのあることが6日、衆院農水委員会の質疑で明らかになった。同懇話会は自殺した松岡利勝前農相にも96年~05年の間、計1794万円の献金をしている。

(6月6日 毎日新聞)

 ちなみにこれ↓も、個人的には「スキャンダル」の一種。自ら品を下げるような愚行を繰り返す民主党に萎え。

「さくらパパ」に出馬打診=民主

 民主党がプロゴルファー横峯さくら選手の父良郎氏(47)に参院選比例代表への出馬を打診していることが6日、分かった。良郎氏はさくら選手のキャディーを務める傍ら、多数のテレビ・ラジオ番組に出演し、「さくらパパ」の愛称で親しまれている。同党は高い知名度に期待しており、良郎氏も前向きに検討しているという。

(6月6日 時事通信)

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