アントニオ猪木の擁立は、日本維新の会にとって両刃の刃な件について

 選挙用の客寄せパンダというより、政治特に外交用のコマとしての猪木は、実はそんなに悪くない。北朝鮮との繋がりの深さは周知の通りだが、自身がイスラム教徒であるため、イラク@湾岸危機の日本人脱出作戦時のような荒業を、イランやシリア相手にもやれる(やらされる?)可能性はある。

 とにかく、「使える人材がいない」維新からすれば、北朝鮮とイランの2カ国向けに独自に使えるコマを作れることは、今の国際情勢を考えて純粋にプラスだと判断したんだろう。

 ただ一方で、猪木の周りには常に闇の勢力が蠢いている。10年前の「イノキボンバイエ」「K-1」「PRIDE」の三つ巴バトルでは、表立った人間だけで何人死んだり、行方不明になったり、監獄入りになったりしたことか。まさか、それを知らない橋下ではあるまい?。そうじゃなくても、「猪木→川村龍夫@ケイダッシュ→周防郁雄@バーニング→以下略」のライン一つとってみても、まともな側の人間じゃないぞ。猪木は。「ボンバイエ」は政界を引退した後の騒動だったからまだ良かったが、今、身内に引き入れて「同じようなトラブル」を起こされたら、一体どうするつもりよ?。

 結論、今回の維新の猪木引き入れは、選挙と目先のパフォーマンス効果だけ考えればプラス。だが、中期的には必ずマイナス。そして、その時がおそらく維新の最期の時だ。

アントニオ猪木氏、維新が擁立へ 参院比例区

 日本維新の会は4日、参院選比例区に元参院議員のアントニオ猪木氏(70)を擁立する方針を固めた。猪木氏は18年ぶりの国政復帰を目指す。5日に石原慎太郎共同代表ら国会議員団幹部と東京都内で記者会見し、立候補を表明する。

 プロレスラーだった猪木氏は1989年にスポーツ平和党を結成し、参院選で初当選したが95年に落選。98年に政界引退を表明し、レスラーも引退した。その後も、相手に気合を入れる「闘魂注入ビンタ」や「1、2、3、ダー!」との雄たけびで人気を博した。

 議員時代は、湾岸危機のイラクを訪問するなど独自の「外交」を展開。北朝鮮への訪問も重ね、プロレス公演や朝鮮労働党の行事に参加するなどした。

(6月4日 朝日新聞)

 つか、橋下って、こないだの衆院選でタレント候補を立てた他党を批判してなかったっけ?。今回の自党の決定について、どんな上手い言い訳を考えているのか。ちょっと意地悪く興味あり。

 ここで「這いよれ!巨人さんW【進撃の巨人】」を紹介。


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顔ドラムがあるMADは良いMAD。

2 件のコメント

  • >重言さん

    コメント&ご指摘ありがとうございます。
    確かに「両刃の刃」は変ですね。「両刃の剣」が正しい。
    恥ずかしいですが、折角ご指摘いただいたので、このままにしておきます。

    それでは今後とも宜しくお願いいたします。

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