だからと言って遼クンを神輿にするのは、安直過ぎやしないかい?

 本来の資格者である池田勇太を差し置いて遼クンにMVPを渡した件といい、どうも最近のJGTO&日本ゴルフ界の偉いサンは浮つき過ぎ。

<ウッズ>不倫を事実上認め出場自粛表明 沈黙で沈静化待つ

 【ニューヨーク小坂大】相次ぐ騒動で窮地に立っていた男子ゴルフのスーパースター、タイガー・ウッズ(33)=米国=は11日、自身の公式サイトで不倫を事実上認めたうえで、米ツアー出場の無期限の自粛を表明した。11月27日の自動車事故から狂騒の2週間。ウッズはドアを閉ざして、家族と傷を癒やしながら事態の沈静化を待つことを決断した。

 米メディアの関心を集めているのが復帰のタイミングだ。節目に挙げられるのが、毎年4月に開催されるマスターズ・トーナメントの前。ウッズは帝王ジャック・ニクラス(米国)の持つメジャー大会通算18勝にあと4勝に迫る14勝を挙げている。今季はメジャーで勝利のないウッズにとって、本来なら塗り替えたい偉業だ。マスターズは過去4勝と相性もよく、この間に「ほとぼりも冷めている」というのが推論だ。一方で「戻ってこられない」との悲観論もあり、ゴルファーとして大きな岐路に立ったのは間違いない。

 米プロゴルフ協会は11日、声明を発表して「プライバシーに配慮してほしいという決断を尊重したい。ウッズがツアーに戻ってくることを期待している」と支持を明確にした。昨年から今年にかけてウッズが左ひざの負傷で8カ月欠場した際、ツアーのテレビ視聴率と観客動員は大幅に落ち込んだ。人気を支えたウッズの不在は痛い。

 ウッズの最大手スポンサー、ナイキは11日、「ゴルフに戻ってくることを期待する。我々は彼と、彼の家族とともにある」と、今後も支援する立場を鮮明にした。米通信大手AT&Tも追随した。しかし、商品販売や広告掲示の停止などスポンサーの撤退は始まっている。崩れてきたイメージは元に戻るのか。沈黙の先に出る答えは、まだ見えない。

(12月12日 毎日新聞)

遼はポスト・タイガー?目玉不在で米ツアーで白羽の矢

 ポスト・タイガーは石川遼(18)=パナソニック=!? ウッズの無期限欠場を受け、日本ゴルフツアー機構(JGTO)の山中博史専務理事は12日「タイガーが試合に出ると出ないとでは大きな違いがある。アメリカは(石川を)狙いにくるでしょう」と、米ツアーが次なるスター候補として石川に白羽の矢を立てる可能性を示唆。その理由として「ヨーロッパの選手はスポンサーやマスコミを連れてこないですから」と、石川の持つ話題性や宣伝効果に言及した。

 石川は今季、初出場だった2月のノーザントラストオープンなど米ツアー6試合に出場。来季は倍の12試合の出場が見込まれている。いずれの試合も日本から多くの報道陣が同行し、広告効果は絶大。2011年には日本で日米両ツアー共催試合開催の可能性もあるだけに、JGTOの小泉直会長も「米ツアーのアジアに向ける目が一層強まると思います」と分析。石川はしばらく日本ツアーを主戦場とする考えだが、出場する米ツアーでは今まで以上に大きな注目を浴びることになる。

 当の石川は「明日から3ツアーズが始まるので、この件に関して僕の話が載るのは他の選手に失礼」と前置きした上で「一人のタイガーファンとしてビックリしました」とコメントした。

(12月13日 スポーツ報知)

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