いい勝負をしているオリンパスと大王製紙の醜聞合戦な件について

 ちょうど1ヵ月前のこのエントリーの時もいい勝負だったけど、今は両陣営ともトップがいい塩梅に転落していて、これもまたいい勝負。

 さて、次の1ヶ月後はどうなっているか。世界的なスキャンダルになっているのはオリンパスだろうけど、芸能界も巻き込んだ反社勢力とのつながりが炙り出されるのは大王製紙だろうし。両社の混乱からまだまだ目を離せませんな。

<オリンパス>常勤監査役から任意聴取 東京地検

 オリンパスの損失隠し問題で、東京地検特捜部は、損失隠しに関わっていたとして辞任の意向を示した山田秀雄常勤監査役(66)から任意で事情を聴いた模様だ。金融商品の含み損を海外の投資ファンドに移し替える「飛ばし」など一連の不透明な経理を行った経緯について、説明を求めたとみられる。

 同社の損失隠しを主導したとされる元幹部は、山田監査役と森久志前副社長(54)、菊川剛前会長(70)の計3人。特捜部は18日に森前副社長から聴取しており、今後、菊川前会長についても聴取するとみられる。

 損失隠しを巡っては証券取引等監視委員会が金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載、偽計)の疑いで刑事告発を視野に調査しており、特捜部、警視庁の3者合同で実態解明を進めている。

(11月22日 毎日新聞)

大王製紙の井川前会長を逮捕 会社法違反容疑 東京地検特捜部

 大王製紙前会長による巨額借り入れ事件で、東京地検特捜部は22日、子会社4社に損害を与えたとして、会社法の特別背任容疑で前会長、井川意高(もとたか)容疑者(47)を逮捕、東京都内の自宅や愛媛県四国中央市の実家など関係先を家宅捜索した。創業家3代目によるグループ企業の私物化は刑事事件に発展した。

 特捜部の調べによると、井川容疑者は今年7~9月、自身が代表取締役会長を務めるいわき大王製紙など子会社4社から、取締役会の承認決議も担保もないまま、7回に分けて総額32億円の融資資金を自分名義の預金口座に振り込ませ、4社に損害を与えた疑いが持たれている。

 関係者によると、井川容疑者は特捜部の調べに対し、逮捕容疑を認めたうえで「借り入れた金はすべてカジノでの資金に充てた」と話しているという。

 大王製紙の特別調査委員会によると、一連の融資は井川容疑者が指示。子会社7社から26回に分けて井川容疑者やカジノ関連会社などの名義の口座に、計106億8千万円を振り込ませた。大王製紙は21日、このうち85億8千万円分について、会社法違反の罪で特捜部に刑事告発していた。

(11月22日 産経新聞)

 それにしても、カジノといい、財テクといい、あっと言う間に全てを失う「賭け事」って怖いわあ(笑)。

 ここで「【東方MMD】妖精大取材」を紹介。


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この作者氏の文フラ二次創作は至高。

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