「JAWS」「オール・ザット・ジャズ」のロイ・シャイダー死去

 隠れた名優逝く。ブロディ警察署長@ジョーズ、どうか安らかに。合掌。

 [eiga.com 映画ニュース] スティーブン・スピルバーグ監督の「JAWS/ジョーズ」(75)で人食いザメと戦うマーティン・ブロディ警察署長役を熱演したことで名高い、俳優のロイ・シャイダーが2月10日、米アーカンソー州のアーカンソー大学の付属病院で、多発性骨髄腫からくる血液細胞ガンで亡くなった。75歳だった。晩年は2年間、骨髄腫と闘う日々だったという。

 60年代前半、オフ・ブロードウェイでオビー賞を獲得するなど活躍後、64年に映画界入り。71年の「フレンチ・コネクション」でポパイ刑事(ジーン・ハックマン)の相棒役を演じ、アカデミー助演男優賞候補になって注目を浴びると、75年の「JAWS」でスターの仲間入り。79年には「オール・ザット・ジャズ」で、ブロードウェイの名振付師だったボブ・フォッシー監督の分身を演じて、アカデミー主演男優賞候補にもなった。代表作は「恐怖の報酬」(77)、「ブルーサンダー」(83)、「裸のランチ」(91)など。

(2月12日 eiga.com)

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