「火は常に人の隙を狙ってる」東近江市の火災事故な件について

 この火の子も、常に人の隙を狙ってる。今回の事故とは別の意味で。

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 アルコールの炎は、灯油や木材の火と違って、青白く見難い物だ。加えて、他の燃料と比べて燃焼しやすく、ガス化するなどして対象外&周辺のターゲットにも簡単に燃え移る。

 今回は、事故現場に、朝のラジオ体操参加の子供など、犠牲者候補が多数集まっていた。最終的に致命的なミスを犯したのは、見えない炎に、直接アルコールを継ぎ足した消防団員だが、「大事故」になる要素は、そのミスの発生以前に現場に揃っていた。

 消防団員を非難するのは簡単だが、それよりも、色々な不幸な偶然が重なり合った今回の事故そのものに、背筋が寒くなるものを感じるな。

消火訓練で女児ら3人重傷=アルコール飛散、計10人やけど―滋賀

 4日午前6時40分ごろ、滋賀県東近江市小脇町のグラウンドで、自治会の消火訓練の準備中に火がついたアルコールが周囲に飛び散り、6歳と8歳の女児、消防団員の男性(50)が重傷を負うなど計10人がやけどをした。県警東近江署と消防が詳しい原因を調べている。

 同署によると、鉄製のオイルパンにアルコールを張って火をつけ、消火器で消し止める訓練の準備作業中、火の勢いが弱いため消防団員の男性がポリタンクからアルコールをつぎ足したところ、突然飛び散ったという。

 消防によると、この男性とオイルパンから約10メートル離れた場所にいた6歳と8歳の女児が全身やけどで重傷。救急搬送されたが、意識はあるという。この他、7歳と8歳の男児、女子中学生(13)、41~76歳の男女計4人が指や肘などをやけどしたが、いずれも軽傷。

 訓練は朝のラジオ体操の後に予定され、当時現場に小学生や高齢者ら約150人が集まっていた。

(8月4日 時事通信)

 最近はあまり聞かないけど、少し昔の夏休みの定番事故と言えば、「携帯コンロを連結使用したことによる、ガスカセットボンベ爆発事故」。

 こっちもシャレにならない事故になるからなあ。彼氏彼女と一緒に夜のバーベキューパーティをやろうとしているリア充たちは、他のところで爆発しても、バーベキュー場でだけは、爆発事故は起こすなよ。と。

 ここで「【超電磁砲S 17話】そんなまな板じゃ貫禄ってもんが出ないって訳よ!」を紹介。


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これぞまさしく、「胸囲の格差社会」。

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