「潔くかわいく生きていこう」少女革命イツキな第7話な件について

 まずは、(あたり前の既定路線だけど)映画化決定オメ!>「HCプリキュア!」。しかし、DX2の公開翌日に早速これかあ(^^;。今の東映ってホント、アニメと特撮に命かけてますな。そんな、東映の現状へ神楽が一抹の不安を抱いてることなんてどうでもいい「ハートキャッチプリキュア!」。脚本:「ネタのベタ臭さと説教臭さなら任せろ!」栗山緑御大、演出・絵コンテ:「無駄&挙動不審演出なら任せろ!」小川孝治氏、作画監督:「美少女戦隊モノなら任せろ!」爲我井克美御大という鉄壁な布陣で、これは期待せざるを得ない!だった第7話、「あこがれの生徒会長!乙女心はかくせません!!」。

 で、結論、「ピンク=淫乱は宇宙の真理」。…あれ?。まずは感想。

<アバン>

f:id:kagura-may:20100321204803j:image

  • しょっぱなからというか授業中も変わらず発情中の主人公・花咲つぼみ嬢。前回かなえ嬢から献上された明堂院いつき生徒会長@桑島法子女史の写真片手に、もとい、教科書の陰に隠して(*´Д`)ハァハァって、どんだけビッチなのかと。が、ちゃんと授業は聞いて、即応できるあたりがこれまでの先輩ピンクとは違うところだな。少し新鮮。それにしても、徒然草って…(^^;。
  • 一方、嫁の巻き添え喰らって被弾した来海えりか嬢はご愁傷様。とか思っていたら、Aパート冒頭、クラスの人気者なつぼみ嬢を観て嬉しそうな表情を浮かべるあたり、愛だよなあ。

<OP>

  • OPが、先週に続いて映画「プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!」の販促バージョン。それも激しくネタばれラスト&EDな。

f:id:kagura-may:20100321205005j:image

  • なんというCGの勝利。昔の「サクラ大戦3」OPや「アイマス」オールスターな世界だなあ。

<Aパート>

f:id:kagura-may:20100321205629j:image

  • 授業後も発情継続中のつぼみ嬢。まさに、つぼみのつぼみが以下略。彼女のためだ。誰か冷や水をぶっかけろ。
  • と思っていたら、元凶・生徒会長が「私は君が欲しい!(違)」と教室に乱入。水ではなく油をぶっかける事態に。だめじゃん。え?ファッション部?あったね、そういう設定。お約束通り部員不足&書類未提出で廃部の危機におびえるえりか嬢。どこの軽音部の律ちゃんさんですかと。
  • それにしても、モブ子さん達のレベル高いクラスだなあ(つか作画レベル、前回比3割増しじゃね?)。おしゃれノートにつられる軽さ&センスはどーかと思うけど。
  • 級友の買収に成功し、生徒会室に部活継続嘆願に向かう主人公s。しかしそこに待ち構えていたのは、

f:id:kagura-may:20100321205916j:image

  • 鳳学園生徒会@少女革命ウテナの残党だったという驚愕の事実。メガネやめて、やめてメガネ。メガネよこせなんてもう言わないから、皆でメガネカチャカチャはもうやめて。あとで出てくる生徒会長さんちの皆さんもそうだけど、皆で揃って動いてニヤリングは、夢に見るからもうやめて。
  • しかし、そんな精神汚染攻撃なんぞ屁でもないのが、スーパーポジティブシンキング・えりか嬢。ファッション部存続を賭けて、嫁のつぼみ嬢を引き連れ生徒会長宅に突撃。だが、そこに待ち受けていたのは、

f:id:kagura-may:20100321210926j:image

  • 「いつき、君は女!」という驚愕の事実(forつぼみ嬢)。って、その前の展開から匂わされていた事実だけど、わざと黙っているえりか嬢も酷いよなあ。3分間失恋クッキングの具材にされたつぼみ嬢号泣。思わずメガネに戻るそのショックは分かるが、「生徒会長は女?私は一向にかまわん!」と何故言えない?。君なら言えるはずだ。言うべきだ。前世が「なのは命」フェイトそん@水樹奈々女史だった君なら言って当たり前だ。多分、夏コミの同人誌では一個師団くらいのシスターズが、言って(以下略)しているだろうけど。ああっ!えりか様が鎖鎌を握った!(謎)。
  • ちなみに、生徒会長が男装する理由は、病弱なお兄様に替って明堂院家を継ぐため。だけど、学校中に周知されている男装に何か意味あるの?。まあ、オスカル@ベルばらも同じような理由で男装してたけどさ。ところでお兄さん。妹に向かって「女の子と付き合ってもらいたい」って、我々はどう解釈したらいいんでしょうか?。
  • 百合に近親愛にと、朝アニメと思えないネタを振りまきながらAパート終了。いつもながら時間がたつのが早い。

<アイキャッチ&CM>

  • キュアドールはやばい。じっくりみていると結構やばい。
  • しかし、アキレスの「瞬足」CMはさらにやばい。これで一本30分番組作ってみたらどうよ。

<Bパート>

  • 場面変わって悪の本丸。今回の出撃はコブラージャさん。あれ?クモジャキーさん、ローテーション飛ばされた?。祝・プロ野球開幕。
  • 憧れの君が「姫君」だったことにショックを受けて不貞寝かますビッチつぼみ嬢。それに妙に理解をかますえりか嬢。いつになくモノ分かりいいなと思えば、あんたもへこんだ口、同類かい(笑)。なんて病人の多い学校だ。しかし、私立明堂学園生徒の業の深さは、そんなものでは済まなかった。

f:id:kagura-may:20100321211207j:image

  • なんという百合学園!。生徒会長の正体を知ってなお思いを告げる百合娘三連星が登場。だめだこいつら、早くなんとかしないと。そんな事情を知らずに、遠目で生徒会長を「自分より美しい男子」と判断するコブラさん。彼の早とちりを責められる者がこの世にいようか。イヤいない。さらに、

f:id:kagura-may:20100321211336j:image

  • 生徒会長、デレやがったー!。だめだ。これはもう駄目だ。俺がもうダメダメだ。挙句に命名「うさぴょん」だと!?。榊さん@あずまんが大王やビリビリ@超電磁砲がストライクの神楽に、これはヤバい。もうヤバい。中盤で彼女がどんな○○○○○に化けるのか、超楽しみDEATH。
  • その一部始終をピーピングしていたコブラさん。「イケメンが人形に頬ずり!?」。その手のキャラは、セラヴィー先生@赤ずきんチャチャからフリアグネ@灼眼のシャナまでごちゃまんとおる。許そう!サリエリの如く許そう!。許せるよな!例え彼が女でも!。「美しいじゃないか!」、全く以ってその通り!。しかし、しかしだ、

f:id:kagura-may:20100321211522j:image

  • 「人柱をなめるなーーーっ!」by御剣冥夜(嘘)。もうやだこの変態。そりゃ後で酷い目にも遭おうってもんさ。
  • というわけで、今回の被害者は前回の予想と外れて、すっきりそのまま生徒会長。そして、いつも通りの公開処刑タイムスタート。しかしいつも通りじゃなかったのは素材(生徒会長)が抜群によろしいデザトリアン。

f:id:kagura-may:20100321212225j:image

  • 前回のミスターVTRと同様の石化ビームだけでなく、キュアマリンの連打&新技マリンダイブ@サウンドバリアー付きなんて芸コマ過ぎる!を耐えきるその戦闘力。そしてキュアマリンに萌えるその性根と、挙句に「余計なひと言で自滅」コブラさんを一蹴する見事な造反ぶり。金朋地獄の絶好調もあって、キュアマリンのピン変身バンクにも負けないその存在感に全俺が震えた。なんでこんなに面白いんだ。本作は!。
  • かの時遅く、その時早くやってまいりましたキュアブロッサム。いつものようにキレて、いつものヒートエンドで事件解決。あれ?キュアマリンの決め言葉はまたお預け?。
  • 解放された生徒会長。寝巻姿のつぼみ嬢の腕の中で目覚めるとは、この果報者め。そして策士・花咲つぼみの口車に乗って、ファッション部入部内定へ。「まずは部活の友達から。次は親友。そして(邪笑)」つぼみ嬢、計算通りっ。ラストシーンでは、心の屈託を解放した生徒会長のこの笑顔。自分らしく可愛く生きる道に、ちょっとだけ人生のベクトル修正。ちなみに、現時点では小さな修正だが、数年後大きな違いに繋がるのだな、これが。作品中では、あと○○後にそれが実を結ぶことになるけど、それは次回以降の講釈でby芥川隆行(嘘)。
  • 今回の心の花は「牡丹」。花言葉は「王者の風格。高貴。恥じらい」。なるほど…え?。どうでもいいけど、淫獣。UNKOしている暇があったら、つぼみ嬢の着替え用意してやれよ。

<ED>

  • 今回Aパートのファンション部新入部員3名のCVは、埴岡由紀子、足立友、吉田聖子各女史。吉田女史と言えばベルフェゴール@うみねこのなく頃に。んー。気付かなかった(^^;。
  • 「ブラコン」生徒会長の、虚弱体質な「シスコン」「女顔」明堂院さつきお兄様のCVは前野智昭氏。冬弥@WHITE ALBUMかぁ…不吉だ。

<次回予告>

f:id:kagura-may:20100321212509j:image

  • 次回は、完璧超人・もも姉@伊藤静女史襲来。姉へのコンプレックスに打ちひしがれ、フォースの暗黒面に堕ちるキュアマリン。さらに謎の美女の登場が、彼女の心にとどめをさす。つぼみはえりかに慰めの言葉を持たなかった。次回、新世紀ハートキャッチプリキュア第8話、サブタイトル「カリスマモデルのため息!って、なぜですか」。
  • えりか嬢堂々の主役回。そして期待の姉妹バトルか!?。これは期待せざるを得ないだろ。今日の出来からしてみても引き続き。あと、もも姉にモーション掛けているメガネ美女は、どうみても先代様ですよね?。

 今回の第7話。一言でいえば「神回」。スタッフの皆さん、御見それしました。いつもいつも、もうそろそろ息入れするだろうと侮って、すいませんでした。つぼみ嬢のビッチぶり、えりか嬢のチートぶり、生徒会長の隠れ萌えぶり、さつきお兄様のシスコンぶり、コブラさんの阿呆ぶり、どれをとっても完璧です。脚本から演出、作画に音楽までパーペキです。いいモノ観せてもらいました。朝アニメにこれ以上求めたら罰があたります。これからも作品作り頑張って下さい。

 ここで「とある魔術の禁書目録&とある科学の超電磁砲 MAD Angelic bright」を紹介。


D

そろそろ春の新番組のチェックを始めようかなー。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です