「正当化できず」と北に反論=観光客射殺の真相究明要求-韓国

 米国産牛肉輸入問題騒動に一定の決着がつき、李明博大統領が改めて施政方針演説を行った矢先に起こった事件。偶然の一致なのかも知れないけど、「この時点での」「この事件の発生」は、北朝鮮にとっては「絶好のタイミング」、韓国にとっては「最悪のタイミング」。

 就任当初から、対北強硬路線を採る李明博政権に、何かと揺さぶりを欠かさなかった北朝鮮。まさかと思いますが、「そのためだけ」に、「元」とは言え同胞を殺めたりはしませんよね…。もとより両国に対して、色々と思うところの多い神楽ですが、さすがに「それだけ」はあって欲しくないと思います。

 【ソウル13日時事】韓国統一省は13日、金剛山で韓国人女性観光客が北朝鮮兵士に射殺された事件で、「責任は全面的に韓国にある」と北朝鮮が主張していることに関し、「(射殺は)いかなる理由でも正当化できない」と反論する報道官声明を発表した。

 声明は「武装せず、抵抗しないことが明らかな女性観光客に銃撃を加えて死亡させた」と北朝鮮の対応を批判。真相究明のための韓国側調査団受け入れや再発防止措置を求めた。 

(7月13日 時事通信)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です