「政治は結果だ。経過や目的ではない」な件について

 普天間問題を巡って、「自民党時代から続くこの問題の混乱の責任を鳩山総理だけに被せるのは間違いだ!」「十分な軍事力があっても外敵に対する絶対的な抑止力にはならない!その無用な軍事力を沖縄県外に移そうとして失敗したからと、鳩山政権を非難するのはオカシイ!」と連呼している一部の方々は、政治と言うモノに対するこの大原則をどうやらご存じないらしい。あるいは無視したいらしいですな。

 ポッポは、基地の県外移転という公約を守れなかった「結果」に対して、政治家として相応の責任を取らされているだけですよ。彼のスタンスや過去の歴史に対する思想信条に対してではありません。ちなみに「結果」の前提となっている「ポッポ=無知無能無策」である点まで叩かれているのは、ぶっちゃけ「おまけ」のようなもの。メディアや世論の手のひら返しに、焦りなり怒りなりを覚えたくなる気持ちは分かるけど、論理のすり替えまでしてムリに擁護するのはやめましょう>一部の方々。

 もっとも、総理擁護の一番手になるはずの民主党からして、最高幹部の一人がこの期に及んでこんなおバカなこと↓を言い出す連中ですからねえ。数秒先の結果すら予測できずに口を開くような輩が与党の国対委員長とは、全く以って片腹痛しですよ。

民主・山岡氏「普天間、直接国民生活に影響ない」

 民主党の山岡賢次国会対策委員長は6日、党本部で開かれた「女性議員ネットワーク会議」の総会で米軍普天間飛行場移設問題について、「直接国民生活に影響しない」などと発言した。

 山岡氏は出席していた沖縄県糸満市議から抗議を受け、直後に謝罪し、発言を撤回した。

 山岡氏は終盤国会の展望を説明する中で、「普天間の話や政治とカネの話は、直接国民の生活には影響していない。間接的にはあるかもしれないが、直接影響している大きな問題がたくさんある。地方に行くと、普天間というのは、何か雲の上の話だ」などと述べた。

 これに対し、伊敷郁子糸満市議が「普天間問題は私たちにとっては大きな問題だ。県民を冒涜(ぼうとく)している」と抗議。山岡氏はその場で「そう受け止められるなら、謝罪して撤回させていただく」と述べた。

(5月6日 読売新聞)

 「結果」ついでに申し上げますと、「結果から歴史を裁くのは愚か者の所業」という言葉がありますな。今回の普天間問題、「愚か者」に該当するのは、さて。

 ここで「【K-ON!!】FU!FU! MANIAC 【バ行の腐女子】」を紹介。


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鳩山総理は、彼女たちの任務遂行能力を見習うべきだ(笑)。

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