「今回の野党再編」と「ゴミの分別」はある意味同義な件について

維新の橋下徹共同代表も24日、大阪市で記者団に「早く新しい野党ができることを期待している。江田さんも細野さんもおそらくそういう考え方だ」と述べ、連携の必要性を強調した。

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 今は、反海江田&反旧・太陽の党&反渡辺の「偉い人たち」が、「各勢力の敗残兵集団から使える人材&言うことを聞く手下をピックアップする主導権争い」をしている段階。ぶっちゃけ、臨時国会は、そのアピールの場にしか考えていないよ。自民党との対決姿勢なんて、ただのファイティングポーズに過ぎない。「新しい野党」は、そのアピール合戦の間に、敗残兵集団の中で一番イニシアチブを取れた奴が描いた絵図面に沿って作られる。全てはそこからだ。

 橋下は、「自分は国会議員じゃないから」と、目の前の暗闘から一歩引いたところに隠れ、嵐が治まったところでしゃしゃり出ると同時に、衆院選で得た50余の国会議員の数を武器にイニシアチブを取るつもりだろうが、それは甘い。体制作りの段階でリスクを取らなかった奴に発言権は無い。それは政界でも財界でも変わらない。

 というわけで、橋下の「国政への影響力行使」の場が、今以上に拡大することは無くなった。堺市市長選前に、今回、彼は自分で自分の政治生命を縮める決断をしたことに気がつくだろうか。そして、気づいた後、堺市との対立融和が、自分の市長生命を一秒でも長らえるために不可欠だと認識できるだろうか。それができなければ、彼の政治生命は次の大阪市長選で終わる。

<勉強会>民主・細野、維新・松野、みんな・江田氏らで発足

 ◇野党再編視野に 自民との対決姿勢鮮明化

 民主党の細野豪志、日本維新の会国会議員団の松野頼久、みんなの党の江田憲司の3幹事長が、勉強会を発足させることで合意したことが明らかになった。公共事業重視の「国土強靱化(きょうじんか)計画」を推進する自民党との対決姿勢を鮮明にするのが狙いで、行政改革の推進を掲げる方針。だが、今後の野党再編を主導する思惑もありそうだ。

 複数の関係者によると、3氏は参院選投開票日の21日に東京都内で会談。3党内の賛同する議員を募り勉強会を発足させることで一致した。公共事業現場の視察を通じて行革に絡む問題点をあぶり出し、秋の臨時国会で政府・与党を追及する方針だ。

 細野氏は席上、参院選惨敗の責任を取り辞任する意向を伝え、幹事長辞任後も連携することを確認したという。出席者の一人は周辺議員に「野党再編の流れが強まれば、勉強会をベースに動きを加速させる」と語り、政界再編の核にする意向もにじませている。

 江田氏は23日の記者会見で、「野党再編を積極的に進める」と宣言。細野氏も同日、「みんな、維新の中に私たちの考えに非常に接点のある人たちが見えてきた。いろいろな積極的な交流は必要だ」と、連携を強化すべきだとの考えを示した。

 維新の橋下徹共同代表も24日、大阪市で記者団に「早く新しい野党ができることを期待している。江田さんも細野さんもおそらくそういう考え方だ」と述べ、連携の必要性を強調した。ただ、民主、みんなの両党内には維新との連携に慎重な意見もあり、反発が出ることも予想される。【木下訓明、林由紀子】

(7月25日 毎日新聞)

 そしてもう一つ大事な点がある。敗残兵というゴミから分別された「まだ使える&リサイクルできる人材」が、必ずしも細野・松野・江田側に付くとは限らないってことだ。政界ガラガラポンには程遠いが、この「はないちもんめ」でどの勢力の誰が勝つのかには、非常に興味があるねえ。

 もちろん、忘れ去られた男・小沢一郎@生活の党が、一か八かの乱入を仕掛けてくるのも大歓迎。え?福島瑞穂@社民党?あれはダメだ。奴は「まとまる話をまとまらなくする程度の能力」を持っているだけで、党自体は既に半分幻想郷入りしてる。一般の人間は近づかないほうが正解だ。 

 ここで「【初音ミク】ホップ!ステップ!即死!シアワセダンスデストラップ」を紹介。


D

サムネで特定余裕でした。むっはー。

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